週刊コミタン! 2013/05/19号

『マダム・プティ』(2)(高尾滋/白泉社/別冊花とゆめ)
・対象年齢が「花とゆめ」からあがり、ストーリーにサスペンスを交えつつ骨太な進行。『明治失業忍法帳』の杉山小弥花と売りたい。

『おとりよせ王子 飯田好実』(3)(高瀬志帆/徳間書店/ゼノン)
・そろそろ女子版とか出ないかな。同誌から同日発売であわせてきたグルメもの『ワカコ酒』(1)(新久千映)、こちらはさらに女性目線。『のれんをくぐりましょ。』(イーストプレス)とあわせたい。

『ワカコ酒』(1)(新久千映/徳間書店/ゼノン)
・某書店チェーンのコミック担当はお酒好きが多く絶賛。男性女性ともに向けて展開したい。
・販促物のとっくりが郵送の箱のなかで割れている事案が発生したらしい。

『ヴァイアンメイデン』(1)(村田真哉・新崎コウ/秋田書店/チャンピオンRED)
・原作をやれば虫が出てくるでおなじみの村田真哉による学園能力バトルもの。やはり虫の能力は登場するし、鳥とか海洋生物とかも出てくる。アラクニドとの併売は必須、リョナっぽいので、コミックヴァルキリーあたりの作品とも親和性が高いように思える。

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『恋するみちるお嬢様』(2)(若林稔弥/スクウェア・エニックス/月刊少年ガンガン)
・みちるお嬢様が可愛くてうちではわりと動いていたのだが残念ながら完結。

『Dear Girl ～Stories～ 緋月』(1)(氷堂れん/アスキー・メディアワークス/シルフ)
・シルフ本誌が売れている理由のひとつ、声優の放送しているラジオから始まったコミック企画。今回はテーマが吸血鬼、アニメ化が発表されているドＳ吸血鬼乙女ゲーム『DiABOLiK LOVERS』のコミカライズと並べたい。コア層の女性客が多い店舗は要注意か。

『妄想稼業の道長さん』(1)(志賀伯/メディアファクトリー/フラッパー)
・むっちりとしたエロス。「フラッパー」っちゅーより「アライブ」か。前作とのシナジーおよび継続客には疑問符。
・女子中学生が官能小説というフックを中心に推していきたいが、ほのかに百合要素が顔を出してきた気がしないでもないので、そちらの方向で売っていくことも視野にいれたい。もしくは単純に『ＷｘＹ』(マドカマチコ/集英社/ヤングジャンプ)との女子中学生エロマンガ＆官能小説といった売り方をしていく予定。
・未成年のアダルト作家というテーマは『WXY』(マドカマチコ/集英社/ヤングジャンプ)とも被るが、こっちのほうがオタク向け。魅力的な絵柄なのでこれが動いたら前作『ももるぶ』も併売。

『山口とう子が取り調べます』(中島守男/講談社/月刊アフタヌーン)
・『先生!!原稿下さい。』(小説現代)と同時発売かななどと考えていたが少し間があいているので平積みや面陳からは外されていると思う。ので再発注を。

『エイス』(1)(2)(伊図透/講談社/モーニング・ツー)
・もう1年以上は連載を読んでいるのだが、毎月「なんだか面白そうだ」という感想になっている。話が連続してないような気がしてしまうから・・・ということで2巻同時発売はありがたいかも。一飲みにしたら評価が上がりそう。

『ふれなばおちん』(6)(小田ゆうあ/集英社/Office YOU)
・最近の自店注力銘柄。1巻の表紙、面のほうがいいのかどうかはちょっと難しい。不倫、女、母子という最近(いつも？)ホットなテーマでエッセイの棚でも動くかも。

『花と落雷』(2)(渡辺カナ/集英社/別冊マーガレット)
・1巻発売時に既刊を併売したところ『マシカク・ロック』がよく動いた。まだ実績の出てないお店は今からでもプッシュしよう。

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「ゲッサン」
・『あおにの空に竜は哭く』(瀬戸ミクモ)が、『ニセコイ』(古味直志)的な・・・。もちろん面白いんだけどね。

『ルドルフ・ターキー』(1)(長蔵ヒロコ/エンターブレイン/ハルタ)
・5月下旬に重版が決定した模様。今のところ男性のお客さんが多いように感じる。著者買い？

「ヤングマガジン」
・粂田晃宏『不沈アタッカー』の柱でまんききの告知が載ってましたね！