週刊コミタン! 2013/07/28号

『ほな、また明日!昭和駄菓子屋日和』(東元/実業之日本社/漫画サンデー)
・北見けんいちが「ビッグコミック」でやっている見開きカラーのあれのような昭和一本釣り。タイトルも直球で見事。しかしどこに置くかというと・・・江戸棚とかあるならそこか。
・『もしも駄菓子屋がドラッカーを読んだら』(三田紀房)は去年のベストネタ読み切り。

『ブックイーター』(上)(下)(カネタケ製菓/竹書房/ウーマン劇場)
・まんききりました。女性層を狙っておくつもり。ネーム読ませる族としては水城せとな、ネーム繰り返し族としてはいくえみ綾というとややデカイか。本誌が再収録誌になってしまったためこれから作家がどこへ向かうのかが気がかり。
・こんなところにこんな逸材が！？という嬉しい驚きを2013年最も与えられた作家。シギサワカヤ、長谷川スズのラインと受け取っている。女性をメインターゲットに捉えつつ男性にも拡販していきたい。

『このゆびとまれ』(1)(大澄剛/日本文芸社/ゴラクエッグ)
・頭脳は計算高いオトナ？な天才子役マンガ。フックはデカい。『すみれファンファーレ』(松島直子/小学館/IKKI)とはちょっと違う方かな。
・『千と万』売れているところなら動くと思う。少女の全快な表情が心地良い。前作ほど突飛な設定もないので一般層に向けて反応を見てみたい。

『さらば友よ』(橋本みつる/新書館/ひらり、)
・発売日も近いので売野機子と売ってみるつもり。文芸系。収録予定の『月化』は昨年のベスト読み切り。

『トランスノイド』(1)(テルミン/少年画報社/ヤングキングアワーズ)
・スタイリッシュSFなので女性に売りたいがヤンキンを如何に女性に響かせるかというハードルが高そう。

『GBパーク』(オノナツメ/竹書房/まんがライフオリジナル)
・老人描写の安定感が抜群！ぺんぎん書房以来のA5判がどうなるか。

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『漫画が語る戦争』シリーズ2冊(小学館クリエイティブ)
・8月15日にむけこうの史代、おざわゆきなど一揃え。手塚治虫はもし『紙の砦』が収録されたら・・・。入るとしたら焦土のほうでしょうね。
・ラインナップは『焦土の鎮魂歌』が、手塚治虫/巴里夫/政岡としや/北条司/中沢啓治/曽根富美子/ちばてつや/山上たつひこ/村野守美。『戦場の挽歌』が、水木しげる/楳図かずお/滝田ゆう/古谷三敏/新谷かおる/比嘉慂/立原あゆみ/湊谷夢吉/かわぐちかいじ/白土三平/あべ善太・倉田よしみ。
・松本零士『コクピット』は入らないですよね・・・。

『魔法陣グルグル2』(1)(衛藤ヒロユキ/スクウェア・エニックス/ガンガンonline)
・売れている。重版も決定した模様。ノスタルジー買い？

『宝石の国』(1)(市川春子/講談社/アフタヌーン)
・動きは鈍目・・・。東京メトロ車両でのアニメーションは気合入りまくり。
・『虫と歌』、『25時のバカンス』も新刊台で一緒に動いてます。

『ミリオンジョー』(1)(十口了至・市丸いろは/講談社/モーニング)
・こちらも鈍い。ちゃんとPOP書こう！

『極東学園天国』(1)(2)(日本橋ヨヲコ/講談社/ヤングマガジン)
・堅実に動いている。高校生の時、長田悠幸の読切を求めて買ったヤンマガに掲載されていて山金が岸和田と図書館でSEXしている回で「エロイ」と思った記憶を思い出す。
・また今売り「イブニング2013年16号」には特別編「Singin’ In The Rain」が掲載された。公式サイトで扉絵が極天新装版の表紙と並べてあったので新刊と勘違いした問い合わせがあったが、「それは上記のもので新装版4巻に収録予定です」と丁寧に説明したら「すごいっすね…」と若干引かれた。

『全力乙女』(CUTEG/一迅社)
・勘違い。男の娘モノでしたね。