週刊コミタン! 2016/01/31号

来週の気になるタイトル
02月01日
・・・
02月02日
『恋と呼ぶには気持ち悪い』(1)(もぐす/一迅社/pixiv)
・『ヲタクに恋は難しい』が昨年上手く市場に拡がった一迅社×pixivライン期待の新作。ハイスペックイケメンが狂信的に恋に落ちたのは普通の女子高生(少しオタク)。残念ストーカーなヒーローだがイケメンだと許せる。顔があれだったら即タイーホだろうな!
02月03日
・・・
02月04日
『大正処女御伽話』(1)(桐丘さな/集英社/ジャンプSQ.)
・ジャンプSQ.編集部には少し業の深い女の子好きがいそう。『灼熱の卓球娘』といい。ものすごくいいバブみが染み出していて完全に男性向け。このジャンルもっとはやれ。
・拡材も結構力入れてる感がある。展開によっては広がるかも。

『プラチナエンド』(1)(大場つぐみ・小畑健/集英社/ジャンプSQ.)
・『デスノート』タッグの新作。内容云々よりまずこの看板だけである程度いける。重版もある。『デスノート』ほどアイテムが簡単ではないので爆発はしないものの、知的バトル重視なところは当然売れるでしょうという手応え。
・あと小畑健絵によるおっぱいが解禁されてましたね・・・。これが月刊誌の力。
・『デスノート』タッグに求められているものは画力もあるが新しい物語だと思うんだが、この作品だと少し期待はずれな気がする。でも、まあ1巻は売れるでしょう。
・この二人を組ませておけば勝ちみたいな安定感。初速もいいだろうけど口コミ等でどんどん広がっていくと思う。

02月05日
『恋愛マエストロ』(1)(桜川千晃/講談社/good!アフタヌーン)
・全体的な絵柄は若干気になるが、ストーリーとセクシーシーンの描き方が上手い!売れるか売れないか悩ましい作品。どちらにも転ぶ要素がある。
・電話先のサイコパス気味な女の子が怖い。受け幅は狭いと思うけどピンズドな人には堪らない1作。
・恋愛奥手な社会人男女のお近づき?を狂気のアドバイスで誘導する女子。今売り号のパンツ描写が迫真。
02月06日
『恋するシロクマ』(1)(ころも/KADOKAWA/ジーン)
・動物ものはこういう色数少なくて動物の姿がわかる装丁がいいですね。
・売れてます。

『アンネッタの散歩道』(3)(清瀬赤目/芳文社/まんがタイムきららミラク)
・装丁がガラッと変わってきらららしくなった。季節感ありすぎるとロングになりにくいが、そこはきららなのでまぁいいか。

『ComicS』『ComicM』(早川書房)
・いいメンツなのでもうちょっと売りたい。マンガが浸透した世代の年齢上昇につれ、こういうジャンルに特化したアンソロジーは扱いやすくなっていきそう。
・シュリンク等をかけているところは試し読みとして1冊まるごと開けてみるとよい。再読性の高いものなのでお買い上げしてもらえる。

今週の思うところ

週刊コミタン! 2016/01/24号

来週の気になるタイトル
01月25日
『ショートケーキケーキ』(1)(森下suu/集英社/マーガレット)
・前作『日々蝶々』とは打って変わって活発な女の子。ふわっとしたイケメンにズバッといく感じは気持ちよいので年齢高低どちらの読者にも刺さるのではないだろうか。狭めない売り方をするつもり。
・「マンガ上手いな!」と感心した。新人から急にベテランの風格。
・森下suuはアベレージ高い作家になるだろうという気がビンビンする。やっぱりこういう主人公の方が広く受けそうだなと思った(たかねちゃんはたかねちゃんでかわいい)

『木陰くんは魔女。』(1)(小森羊仔/集英社/YOU)
・相変わらず小森羊仔の描くちょっとぽやっとした女の子が可愛い。絵柄と設定は合っているのでこういうのを好きな人にうまくアピールしたい。パンイチJKはワンチャン男性にも効果あるかも。

『若林くんが寝かせてくれない』(1)(音井れこ丸/双葉社/月刊アクション)
・『おじマシュ』とほぼおんなじなので同じ客層に。B6で少し安いので店頭ではこちらを入り口にしても良い。(無料のピクシブで本家が連載しているのですでに入口は全開かも知れないが。)

『暗闇ダンス』(1)(須田剛一、竹谷州史/エンターブレイン/コミックビーム)
・須田剛一初の漫画原作。なんの話かは微塵も分からないけど面白くなる気しかしない。竹谷州史が絵柄をかなりポップな感じに仕上げておりページをめくるのが楽しい。暗色でゴチャついた表紙になぜか惹かれる。

01月26日
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01月27日
『恋するシロクマ』(1)(ころも/KADOKAWA/Comico)
・ジーンシリーズより。動物ものとして装丁が◎。中身は軽くも重くも読めるので読者を選ばず非常によい。短い間で重版がかかりそうですね。
・動物ギャグは客層が広くて良いですね。未刊だがジャンプ+の「エンペラーといっしょ」などと並べたい。

『ひとりぼっちの○○生活』(2)(カツヲ/KADOKAWA/電撃だいおうじ)
『三ツ星カラーズ』(2)(カツヲ/KADOKAWA/電撃大王)
・この装丁のあざとさたるや!ごちそうさまです!この日はmytのシャッポが乾かなそうだぜ。個人的には『ひとりぼっち』のコマが描かれている方が内容が直感的にわかるので好み。
・毎月『大正処女御伽話』でじっとりですわ。

『そうしそうあい』(りべるむ/KADOKAWA/ジーンピクシブ)
・『三十路とレディ』は表現がハードで嫌厭されがちだったが、こちらは少しマイルドになっているので読みやすい。元々絵柄のファンは多そうなので。
・少しどころか大分マイルド。ボケツッコミからのスルーネタは女の子好きそうですね。

01月28日
・・・
01月29日
『シェアバディ』(1)(吉田貴司・高良百/小学館/ビッグコミックスピリッツ)
・中年童貞がイケメン大学生に乗り移ってうおーセックスがしてー!という、刺さる人には刺さり敬遠される人には敬遠される、つまり推薦しがいのあるいいマンガ。中年男性的モノローグが話の軸になるので、これを推す店舗の指標としてはアフロ田中シリーズや青野春秋、『アフターアワーズ』、『ぐらんぶる』あたりからかとみている。
・『ムシヌユン』が同発なので併読して欲しい。微妙に高くてうざいテンションとモノローグが癖になる。周りに聞こえないと思って言いたい放題言いまくっている感じが腹立って面白い。松岡に入りたい!はむはむ
・テンションの高さとテンポの良さと童貞の気持ち悪い感じが奇跡のハーモニーを奏でてる。馬鹿なみたい事を素直に馬鹿みたいだと楽しめる人間でよかった。

『SAD GiRL』(高浜寛/リイド社/トーチ)
・嫉妬、薬物、ダメ男、連れ子、宗教とある女性がどん底に落ちていく話。フィクションにしても辛いが泥中の感傷もまた高浜寛的なもの。作者既刊のうち『蝶のみちゆき』『四谷区花園町』あたりと目立たせるとちょっと違った品揃えのいいアピール。ここから女性向けストロングな棚へ。おかざき真里やヤマシタトモコがオススメ。

01月30日
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今週の思うところ
『さらば、佳き日』(1)(茜田千/KADOKAWA/COMIC it)
・帯で重いテーマをネタバレしているのが辛いと思ったが、他に手にとってもらえるキャッチーさを表紙に用意できるかと言われると難しいので結果良かったのではないかと思いなおしました。装画もいいし。
・装丁が良かったので帯の文言は不要かと・・・。帯を外して『式の前日』と並売がベストだったんじゃないかなと。
・読む前からネタばらしされるとゾワゾワ感が全くなくなってしまうとは思うけど、妹が妻というフックはまた別の層に受けそうでコレはコレで。動きは良くない。
・『式の前日』横、わかる。そういう感じ。

コミック担当書店員による来月期待の新刊チェック! 2016年2月発売分

期待作に◎、棚のワンポイントや物申すなタイトルに○付き。Googleスプレッドシートでの言及まとめ。
https://docs.google.com/spreadsheets/d/1VOE-HkpndDw6RfiWjRunvmQB-aYM_8sO7OIBclnS1C8/edit?usp=sharing

3月の注目作(7人中3以上のもの)
◎/○ 6つ
02/12 小学館 ビッグコミックス ダンス・ダンス・ダンスール(1) ジョージ朝倉

◎/○ 5つ
02/29 小学館 ビッグコミックス 世界はボクのもの(1) 若杉公徳

◎/○ 4つ
02/08 祥伝社 フィールコミックス FC SWING 13月のゆうれい(1) 高野雀
02/12 小学館 ビッグコミックス トーキョーエイリアンブラザーズ(1) 真造圭伍
02/12 小学館 ビッグコミックス プリンセスメゾン(2) 池辺葵
02/19 集英社 ヤングジャンプコミックス 銀河英雄伝説(1) 田中芳樹、藤崎竜
02/29 小学館 ビッグコミックス アダムとイブ(1) 山本英夫、池上遼一

◎/○ 3つ
02/09 KADOKAWA ドラゴンコミックスエイジ 残念女幹部ブラックジェネラルさん(1) jin
02/12 ほるぷ出版 メテオCOMICS ほしの女王様(1) 山崎毅宜
02/12 小学館 ビッグコミックス〔スペシャル〕 駄能力JK成毛川さん(1) 菅森コウ
02/12 双葉社 アクションコミックス/月刊アクション ニヴァウァと斎藤(1) ながべ
02/23 講談社 アフタヌーンKC ディザインズ(1) 五十嵐大介
02/25 祥伝社 FCオンブルーコミックス 泥中の蓮 ためこう

週刊コミタン! 2016/01/17号

来週の気になるタイトル
01月18日
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01月19日
『明日葉さんちのムコ暮らし』(1)(大井昌和/集英社/グランドジャンプ)
・大井昌和的女性(豊満orちっこい)との同居もの。完全に30代ぐらいの男性向けのビジュアルで下ネタギャグが面白い。
・もはや安定感のある作風。新規というよりはこういうのが好きな人にしっかりと売りたい。

『リトルウィッチアカデミア』(てりてりお・TRIGGER/集英社/ウルトラジャンプ)
・思ったより原作のほうの盛り上がりを感じていない。
・絵力ある。
・翌日に円盤発売。内容は番外編的なものなのでファン向け。

01月20日
『ダーリンは70歳』(西原理恵子/小学館/スペリオール)
・高須クリニック院長との夫婦生活エッセイ。変わってんなぁこの人というのぞき見感覚。『毎日かあさん』にもちょこちょこ出ているようなので、エッセイ棚のほうが売れそう。
・熟年夫婦のイチャイチャを見せられて面白いのか?慎重な数で始めます。
・『ダーリンは55歳』を遥か上いく。
・スペリオールの『UNMTOUCHABLE』(松正博)も要介護ギャグ。

『はんなりギロリの頼子さん』(1)(あさのゆきこ/徳間書店/ぜにょん)
・京都×ツンデレというテーマも良いが、あさのゆきこ作品を読めることが嬉しい。

01月21日
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01月22日
『カナリアたちの舟』(高松美咲/講談社/アフタヌーン)
・アフタヌーン独特のSF1冊デビュー。『まちあわせ』(田中雄一)ほどに温まるかというと一歩足りない感じもするが、こういうものを売ってこそ。

『HaHa』(1)(押切蓮介/講談社/モーニング)
・母エッセイ。主人公から見た母の得体のしれない感覚、逆らえない雰囲気みたいなものがよく出ている。それをさらに母が子供の頃のさらに母との関係も合間合間に挟んでドラマ感がある。これは女性にも出してみたい。

『マンガ サ道 ~マンガで読むサウナ道~』(1)(タナカカツキ/講談社/モーニング)
・サウナにハマっているから買う!という人はまぁいないという前提に立った作りで、どんな人にとっても面白い。マンガなら『そのおこだわり俺にもくれよ!』、マンガ以外なら久住昌之の銭湯もの、グルメコーナーでもいいかもしれない。
・面白いっすね。サウナに行ってみたくなる。朝日の書評に載りそう。

『プロメテオ』(1)(小野洋一郎・北原雅紀/講談社/イブニング)
・スクエニ『死が二人を分かつまで』あたりを好きな人に。絵がかっこいい。
・講談社は『スパイの家』とかもだけど男性に受けそうなこういう作品の表紙が地味なのが痛い

『BLACK-BOX』(1)(高橋ツトム/講談社/アフタヌーン)
・『マイボーイ』は連載終了したが、こっちは続く。ボクシングづいてるアフタで高橋ツトムが天才ボクサーを描く。あしたのジョーオマージュなのかな?理屈云々ではなく漫画として面白い感じ。『マイボーイ』とは好対照。

01月23日
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今週の思うところ
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