だいたい日刊コミタン! 2013/05/15号

今日の気になるタイトル
05月15日
『ルドルフ・ターキー』(1)(長蔵ヒロコ/エンターブレイン/ハルタ)
・ドラゴンエイジの作家が他誌に移り、オリジナルの作品で連載するのは珍しいような。また絵柄・雰囲気も『ハルタ』っぽくなっており、雑誌のカラー(連載陣や読者層)で変わって見えるのも興味深い。
・同誌『瑪瑙之竜』の層は確実に狙いたいところ。
・実はイマイチ客層が見えてこない。男女どちらでもいけるのであろうが、こういう作品ってどちらに支持されるのだろう?ハルタが坂本パワーで女子伸びしているので、そちらに寄り添う形で売っていくべきか。内容からも、やや女子向けな気がする。『GANGSTA』(コースケ/新潮社/@バンチ)あたりと親和性高そうなイメージ
・今時珍しい肉食系でマッチョな主人公を描く。見ていて気持ち良い。女性にも売れるのだろうか?

『8月のソーダ水』(コマツシンヤ/太田出版/ぽこぽこ)
この鮮やかな青!大人絵本の路線。『睡沌気候』はもちろん、大庭賢哉や佐々木マキなんかもいいですね。本秀康なんかも。