週刊コミタン! 2015/10/11号

来週の気になるタイトル
[weekly class=month day=1]月[weekly class=day day=1]日
・・・
[weekly class=month day=2]月[weekly class=day day=2]日
[addLink]『特撰 思い出食堂』アンソロジーシリーズ(少年画報社/思い出食堂)[/addLink]
・朝ごはん、麺など扱っている題材ごとに編集されたアンソロジー。作家別で出すよりも内容をアピールしたいのでいいですね。『孤独のグルメ』(2)フィーバーにのっけて。

[addLink]『リクエストをよろしく』(祥伝社/フィールヤング)・『涙雨とセレナーデ』(講談社/Kiss)[/addLink]
・同時発売。涙雨~は明治・大正ロマンものでリクエスト~はラジオもの。

[addLink]『そこテストにでます!』(1)(長月みそか/芳文社/まんがタイムきららフォワード)[/addLink]
・長月みそかの描く女の子はなぜこんなにも可愛いのか。書影を見て机に名札入れる所あったなぁと懐かしい気持ちになった。

[addLink]『思い、思われ、ふり、ふられ』(1)(咲坂伊緒/集英社/別冊マーガレット)[/addLink]
・咲坂伊緒待望の最新作。同じマンションでの恋愛ストーリー。相変わらずキュンキュンする。

[weekly class=month day=3]月[weekly class=day day=3]日
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[weekly class=month day=4]月[weekly class=day day=4]日
[addLink]『オゲハ』(1)(oimo/KADOKAWA/COMIC it)[/addLink]
・入荷数確保が難しい。連載誌自体は「B’S-LOG」の後継という感じだがこの作品は「COMICリュウ」が好きそうな、マンガ読みなれた男性にはスマッシュになるだろう。装丁のビジュアルも亜人感がしっかり出ていて強い。同レーベル同時発売の作品はもっとはっきり女性向けなのだが。
・応援POPを道満晴明が描くというピンズド販促物。これあるだけで新刊なら『ジークンドー』とも並べられるのでコア層へ出している店舗では一気に売りやすくなりそう。気持ち8:2くらいで分けて男性に出したい。

[addLink]『グッドナイト、アイラブユー』(1)(たらちねジョン/KADOKAWA/COMIC it)[/addLink]
・亡くなった母の遺言に従いロンドンへやって来た主人公が様々な人と出会い母の足跡を追っていくロードムービー的な作品。絵柄的にも内容的にもフィーヤン寄り。

[addLink]『秋津』(2)(室井大資/KADOKAWA/ハルタ)[/addLink]
・室井大資の描く非あんしんパパ。最凶ダディの続巻がついに刊行!しかも別チャンで岩明均と室井大資がタッグで時代劇だと!?
・前科ある感>岩明均

[addLink]『同居人はひざ、時々、頭のうえ。』(1)(二ツ家あす・みなつき/ほるぷ出版/ポラリス)[/addLink]
・ミステリ作家と猫の同居生活マンガ。作家視点と猫視点の両サイドから描かれるザッピングストーリーが面白い。猫ってどんなことを考えているのか分からないところが想像力をかきたてられます。

[weekly class=month day=5]月[weekly class=day day=5]日
[addLink]『クリスタル☆ドラゴン』(26)(あしべゆうほ/秋田書店/ミステリーボニータ)[/addLink]
・大作の数年ぶり新刊。どのぐらい売れるものなのか予想がつかないので動きを注視。本誌で途中から読んでみると風呂敷の広さが凄まじくてちょっと面白い。

[addLink]『虚構推理』(1)(城平京・片瀬茶芝/講談社/マガジンR)[/addLink]
・新創刊誌第一弾。マガジンR自体は一応男性誌なのだがビジュアルがなんとなく女性向け。雑誌自体の動きは厳しいので客層があると思って扱うと何も起きなさそう。「ヒバナ」といい男女が入り混じったものが続く。男女で別れた新刊台では扱うのが難しくなってきたなぁ。
・『ノラガミ』的なライン>女性向け
・何となくCLAMPっぽいかなと思いながら読んでた。男性でも普通に面白く読めるよ。女の子可愛いし。

[addLink]『掟上今日子の備忘録』(1)(浅見よう・西尾維新/講談社/月刊少年マガジン)[/addLink]
・寝たらそれまでの記憶を失ってしまう忘却探偵今日子さん。西尾維新の原作をコミカライズ。とっても切れ者で優秀な今日子さんだけど何だか放っておけない可愛さがあります。

[addLink]『だがしかし』(3)(コトヤマ/小学館/週刊少年サンデー)[/addLink]
・早くもアニメ化決定。読むと駄菓子が食べたくなる!ヒロインの蛍ちゃんがまた可愛い!羨ましいぞココノツ!

[weekly class=month day=6]月[weekly class=day day=6]日
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今週の思うところ
[addLink]『風立ちぬ』(宮﨑駿/大日本絵画/モデルグラフィックス)[/addLink]
・あの映画の原作であるコミックス版発売。待ちに待った同出版社からの既刊ももちろん並べましょう。

週刊コミタン! 2015/10/04号

来週の気になるタイトル
[weekly class=month day=1]月[weekly class=day day=1]日
[addLink]『酩酊!怪獣酒場』(青木U平/ヒーローズ/ヒーローズ)[/addLink]
・ウルトラ怪獣たちが運営する居酒屋での、青木U平らしい相変わらず「ぱっとしない男性心」の描きぶり。フックはウルトラ怪獣でそれをしらないとどうにもならないところがかえって勿体無いか。いまマンガの棚でウルトラファンは固められていないと思うので、自然な置き場は難しい。飛び道具になる。
[weekly class=month day=2]月[weekly class=day day=2]日
[addLink]『原始乙女と神の塔』(シオミヤイルカ/講談社/ヤンマガ3rd)[/addLink]
・ターザンマンガ。西尾維新コミカライズに引き続きアクションシーンがお見事。少年心の保養。面だしの価値あり。

[addLink]『スモーキング』(1)(岩城宏士/講談社/週刊ヤングマガジン)[/addLink]
・『D・B・S』の著者最新作。裏稼業専門の殺し屋集団を描く。相変わらずエグい手法での殺しを描く。ヤンマガらしい作品。恐い・痛い・エグイなどのワードが好きな人にオススメ。

[addLink]『おかか』(1)(まつだこうた/講談社/週刊ヤングマガジン)[/addLink]
・ケモノ耳、しっぽの生えたキャラクターたちのほんわかノスタルジージュブナイル漫画。ヤンマガの癒やしパート(と個人的には勝手に思っている)。笑えてちょっと懐かしい作品。たまにゲスい考えをするのも子供の残酷さ。
・『ねこのこはな』・・・とはちょっと違うか。『団地ともお』的なものかな。

[addLink]『もののけ◇しぇありんぐ』(1)(クール教信者/講談社/ヤンマガ3rd)[/addLink]
・もののけが住むシェアハウスに引っ越してきてしまった主人公。破天荒なもののけたちに振り回されっぱなし。気鋭作家クール教信者さんの最新作。肌色多め!
・アニメもあるので。『チチチチ』まで繋げたい。

[addLink]『私が言うとおりになる』(1)(毛魂一直線/講談社/ヤンマガ3rd)[/addLink]
・好きな男がお馬鹿でカルトな道に進もうとしているのを才色兼備なヒロインが必死に食い止めようと頑張るハイテンション勘違いギャグ恋愛ストーリー。女性向け雑誌で活躍中の毛根一直線の初一般紙作品。女性コーナーに。

[weekly class=month day=3]月[weekly class=day day=3]日
[addLink]『アフターアワーズ』(1)(西尾雄太/小学館/ヒバナ)[/addLink]
・「ヒバナ」第二弾。結局みなさん棚のどこにヒバナを収めるんだろう。今月はこの作品が男性むけ、『椎名祐は泣いてる女にしか欲情しない』が両方?で『或るアホウの一生』は『東京心中』シリーズ新刊があわさるので女性方面になるでしょう。扱いが難しい。
・単体で言えばクラブカルチャーと百合描写が読みどころ。顔のやや丸い輪郭が可愛いので百合マンガやカワイイマンガ支持層の男性に。

[addLink]『椎名祐は泣いてる女にしか欲情しない』(1)(田中ててて/小学館/ヒバナ)[/addLink]
・ヒバナコミック第2弾。女性の涙にしか欲情しないイケメンの異形恋愛ストーリー。ニッチなテーマで感情のエッジを描き出す。男性向け?

[addLink]『或るアホウの一生』(トウテムポール/小学館/ヒバナ)[/addLink]
・将棋モノなのでタイミング的には『3月のライオン』と併売したさ。
・ジャンプでも将棋マンガ『ものの歩』、ヤンガンで『りゅうおうのおしごと!』などの連載始まって将棋づいてるね。
・プロ棋士を目指す青年たちの群像劇。青年たちの煩悶や苦悩を描く。本当にトウテムポールさんはお馬鹿な男を描くのが上手い!

[addLink]『まんがの装丁屋さん』(1)(小石川ふに/芳文社/まんがホーム)[/addLink]
・業界モノとして要チェック。

[addLink]『鉄風』(8)(太田モアレ/講談社/good!アフタヌーン)[/addLink]
・堂々完結!夏央VSゆず子の行方やいかに!?見逃し不可の激アツ最終巻。

[weekly class=month day=4]月[weekly class=day day=4]日
[addLink]『鼻下長紳士回顧録』(1)(安野モヨコ/祥伝社/フィールヤング)[/addLink]
・20世紀初めパリの娼館もの。特殊な興奮癖をもった男性、なにか達観しているかのような娼婦たちの織りなす人間模様。男女どちらにも出せる作品。
・値段の割に特装版はちょっと重い。

[addLink]『トモちゃんは女の子』(1)(柳田史太/星海社/ツイ4)[/addLink]
・男勝りなトモちゃんは幼馴染みと恋人になりたいのだが、男勝りな性格や腐れ縁が邪魔をしてなかなか進展しない……。そんなトモちゃんがめっちゃ可愛くて応援したくなります!今週はコレ。シンプルな装丁なのでちゃんと中身がわかるように展開したい。
・コレ面白いです。櫻井エネルギーや縁山と一緒に推したい。

[weekly class=month day=5]月[weekly class=day day=5]日
[addLink]『花とアリス殺人事件』(岩井俊二・道満晴明/小学館/やわらかスピリッツ)[/addLink]
・予想外で面白い原作作画の組み合わせ。

[addLink]『じんじゃーえーる』(1)(維邪之托刀/講談社/シリウス)[/addLink]
・親が長期出張の間、神社にお世話になることになったつもい君。神聖な神社で巻き起こる、ちょっぴりHでデンジャラスな生活。色んな意味でデンジャラスな巫女さんたちが恐ろしくも可愛い。維邪之托刀初単行本。あんまり注目されてない?最近、シリウス勢いある気がする。

[addLink]『お酒は夫婦になってから』(1)(クリスタルな洋介/小学館/やわらかスピリッツ)[/addLink]
・お酒が入ると性格が豹変するため職場の人とはお酒が飲めないビジネスウーマン水沢千里。お酒作りの上手な旦那さんの前では「しふくぅ~~」な笑顔が咲き乱れる!『のみじょし』と併売したい。

[weekly class=month day=6]月[weekly class=day day=6]日
[addLink]『リィンカーネーションの花弁』(3)(小西幹久/マッグガーデン/コミックブレイド)[/addLink]
・伝説たちをちぎっては投げちぎっては投げのオオバンブルマイ!わっしょーい!
・ラインマンガ経由で若年層が流入してきているとか。

[addLink]『どらくま』(2)(戸土野正内郎/マッグガーデン/コミックガーデン)[/addLink]
・『イレブンソウル』の著者が描くネオ時代劇。忍や商人が実は戦国時代を動かしていたというような斜めな描き方をしています。穿った目線が面白い。時代マンガ好きな人に副読としてもオススメです。1巻そんな伸びてないと思うので2巻で伸ばしたい。

今週の思うところ
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