週刊コミタン! 2017/01/22号

来週の気になるタイトル
[weekly class=month day=1]月[weekly class=day day=1]日
[addLink]『とんがり帽子のアトリエ』(1)(白浜鴎/講談社/モーニング・ツー)[/addLink]
・(m)爆売れの予感。ファンタジー作品ではやはり細部へのこだわりとそれを見せる画力の高さが質になる。『ニーナさんの魔法生活』と併売。2017年の軸では。
・(く)描き込みの細密さやタッチの美しさ。画力の高さから一コマをずっと眺めていられる。まずバズるでしょう。
・(凹)装丁がちょっと失敗かな・・・
・(m)僕はいいと思います。帯は色があわないかな。

[addLink]『将棋めし』(松本渚/KADOKAWA/フラッパー)[/addLink]
・(m)将棋界隈の熱さはともかく対局中のご飯という一点ネタはそこそこ売れそう。絵が若いのが気になるところ。
・(く)対局中の外出禁止で漫画的にはどうなっていくのか気になる。
・(凹)表情が良いですね。将棋マンガの横に。
・(m)『聖』と『将棋の渡辺くん』が将棋ゾーンに出張中。

[addLink]
『春と盆暗』(熊倉献/講談社/アフタヌーン)[/addLink]
・(m)アフタ読者が多分大好きな、変恋愛マンガ。シンプルな線、この装丁なら女性にも出せるか。しかしどえらい色だよ。
・(く)アフタ期待の新人。感性漫画感は強いかなと思う。絵柄から『A子さんの恋人』とと思ってたけど装丁が他を寄せ付けない。
・(凹)タイトルと装丁から内容は予想できないので試し読みを。良い装丁とかに出そう。
・(m)部屋にあるといいけど商品的には良くないように思うので出ないで欲しい。

『あやつき』(1)(寺田亜太朗/講談社/アフタヌーン)
・(m)この泥臭い画面が好き。冒険ジャンル、日常の能力バトル的な作品だと思う。

[weekly class=month day=2]月[weekly class=day day=2]日
・・・
[weekly class=month day=3]月[weekly class=day day=3]日
[addLink]『伊豆漫玉日記』(1)(桜玉吉/KADOKAWA/ビーム)[/addLink]
・(m)文藝春秋のやつを見ても、マンガ以外のところにアプローチ十分いける。

[addLink]『スタンドバイミー・ラブレター』(増田里穂/集英社/別冊マーガレット)[/addLink]
・(く)ロケーションが素晴らしい漫画だったが装丁からもそれが溢れ出ている。
・(凹)装丁素晴らしい!追加追加。
・(m)少女マンガではかなり珍しい装丁。

[addLink] 『ふしぎの国の有栖川さん』(1)(オザキアキラ/集英社/別冊マーガレット)[/addLink]
・(凹)有栖川さん可愛い。コンプレックスを描くのが上手。

[weekly class=month day=4]月[weekly class=day day=4]日
[addLink]『WILD FOOTBALL』(手原和憲/KADOKAWA/週刊GEORGIA)[/addLink]
・(凹)本領発揮のサッカー薀蓄マンガ。しかも、奇抜な選手に的を絞った鬼作!
・(m)気づいていませんでした。
[weekly class=month day=5]月[weekly class=day day=5]日
[addLink]『政宗くんのリベンジ』(8)(竹岡葉月、Tiv/一迅社/REX)[/addLink]
・(く)今期アニメ化でダークホース的に売れている作品。メディア化コーナーに出したいが既刊が既に無い。
[weekly class=month day=6]月[weekly class=day day=6]日
[addLink]『ディエンビエンフー』(1)(西島大介/双葉社)[/addLink]
・(く)月アクがかつてのバンチのような再生工場みたいになりつつある。
今週の思うところ
[addLink]『ど根性ガエルの娘』(第15話)(大月悠祐子/白泉社/ヤングアニマルDensi)[/addLink]
・(凹)急展開っすね!
・(m)このバズりには電子書籍しか対応できない。

週刊コミタン! 2017/01/15号

来週の気になるタイトル
[weekly class=month day=1]月[weekly class=day day=1]日
[weekly class=month day=2]月[weekly class=day day=2]日
『不滅のあなたへ』(1)(大今良時/講談社/週刊少年マガジン)
・(m)装丁が醸し出す壮大感。本来なら後からじっくりと言いたいところだが、映画の興奮冷めやらぬ初動のうちが勝負なように思われる。
・(く)読んでる感じだと大きな話をじっくりと進めていくタイプだと思うのでほんとに大きく跳ねるのは少し先な気がする。
・(凹)配本少ない。

『DAYS』(20)(安田剛士/講談社/週刊少年マガジン)
・(く)もともと「部活」という前提条件を活かしていた作品だったが、この巻に収録されている主人公の独白はこれまでの部活ものの中でも傑出しているのではと思う。『アオアシ』『DAYS』という両極のサッカー漫画が楽しめる現代に感謝。

[weekly class=month day=3]月[weekly class=day day=3]日
・・・
[weekly class=month day=4]月[weekly class=day day=4]日
[addLink]『竜と勇者と配達人』(1)(グレゴリウス山田/集英社/となりのヤングジャンプ)[/addLink]
・(m)かなり中世に寄せた異世界もの。といって冒険したり無双したりするわけでもなく、職業から世界を旅行するような感じが目のつけどころがシャープ。『ダンジョン飯』に最も近い彫り込みを感じるので併売。同日一迅社の『中世実在職業解説本十三世紀のハローワーク』はお値段高めだがこちらも併売必須。
・(く)速水螺旋人のような雰囲気もありライトからコア層まで幅広く受けそうな感じはする。

『おとなとこども、あなたとわたし。』(1、2)(糸なつみ/KADOKAWA/COMIC it)
・(く)3組の年の差ペアによるオムニバス。1話毎に次の組みの話になるので1、2巻同発はありがたい。「it」で久々に動きそう。

[weekly class=month day=5]月[weekly class=day day=5]日
[addLink]『人狼機ウィンヴルガ』(1)(綱島志朗/秋田書店/チャンピオンRED)[/addLink]
・(m)作家名で買う人がいるので。

[addLink]『五百年目のマリオン』(1)(日笠優/徳間書店/ゼノン)[/addLink]
・(m)第2次大戦手前のパリという舞台、『アルテ』にも似た頑張る女の子、ゴールは歌手という綺麗な夢、暗躍する政治となかなかいいドラマ。女性に寄せれば『アルテ』、男性によせればハルタの『ストラヴァガンツァ』や『乙嫁語り』も。
・(m)ほぼ創刊メンバーだったと思うが、上手くなってこういう作品を出してくれるのが嬉しい。

[addLink]『新装版 ホクサイと飯』(鈴木小波/講談社)[/addLink]
・(く)同人誌版も収録されたファンにも新規にも嬉しい一冊。
[addLink]
『魔術師A』(意志強ナツ子/リイド社/トーチ)[/addLink]
・(凹)往来堂で売れそう。サブカル感強し。
・(m)そうでした。

[weekly class=month day=6]月[weekly class=day day=6]日
・・・
今週の思うところ
『ニーナさんの魔法生活』『映像研には手を出すな!』『田中圭一の「ペンと箸」』『うちのメイドがウザすぎる!』
・(凹)初速良し

週刊コミタン! 2017/01/08号

来週の気になるタイトル
[weekly class=month day=1]月[weekly class=day day=1]日
・・・
[weekly class=month day=2]月[weekly class=day day=2]日
[addLink]『尾崎衣良初期傑作集 ダメ恋前夜』(尾崎衣良/小学館)[/addLink]
・(凹)ダメ恋人気で既刊も結構売れてるのでこれもそこそこ動くのでは。
・(m)少女マンガは結構旧作返りがあると横浜の御仁が話しておった。
[weekly class=month day=3]月[weekly class=day day=3]日
・・・
[weekly class=month day=4]月[weekly class=day day=4]日
[addLink]『田中圭一の「ペンと箸」』(田中圭一/小学館)[/addLink]
・(m)レジェンドマンガ家たちのお子さんたちに、親の愛した食事を聞くというインタビューマンガ作品。ネタが強くネット連載での既読者も多いので引き込みは強そう。配信で指摘されたけどこのレジェンドマンガ家が分かる世代がもう年長で若い人には「はてな」なのでは、というのは確かに・・・。

[addLink]『映像研には手を出すな!』(1)(大童澄瞳/小学館/月刊!スピリッツ)[/addLink]
・(m)女子高生がアニメを作る部活もの。奥行きのあるネーム(慣用句ではない)など独特の画面作り、ワンシーンのための設定説明見開きページに歓喜。なんとなく『少女終末旅行』好きそうな人にオススメしたい。
・(凹)売れるかと言われると何とも言えないが書店員的には推したくなる作品。
・(く)好きな人には堪らないタイプ。作中作の絵柄を変えて描こうとしている所に意識の高さを感じる。

[addLink] 『駄能力JK成毛川さん』(2)(菅森コウ/小学館/やわらかスピリッツ)[/addLink]
・(凹)2巻出ましたね!めでたい。

[addLink]『うちのメイドがウザすぎる!』(1)(中村カンコ/双葉社/月刊アクション)[/addLink]
・(凹)今なら『早乙女選手、ひたかくす』と併売で腹筋バキバキ女子つながり。絵柄的にはヨルムンガンドのバルメ?

[addLink]『ニーナさんの魔法生活』(1)(高梨りんご/ほるぷ出版/コミックメテオ)[/addLink]
・(凹)背景書き込み系ファンタジー。『魔法使いの嫁』併売。複製原画とか展示できると伸びそう。
・(く)前作が不完全燃焼だっただけに今作はしっかりと売ってあげたい。装丁がいまひとつな感じがするので中の絵をどう見せるか。

[weekly class=month day=5]月[weekly class=day day=5]日
[addLink]『あおい先生は思春期』(1)(凛田百々/講談社/デザート)[/addLink]
・(m)いま各通販サイトに掲載されている画像は装丁?それともイメージプレビュー?
[weekly class=month day=6]月[weekly class=day day=6]日
[addLink]『お惣菜屋とOL』(1)(吾平/フロンティアワークス/pixiv)[/addLink]
・(凹)現実味のある『恋は雨上がりのように』。グルメ×恋愛なので『ご飯つくりすぎ子と完食系男子』あたりとの併売が良いかなと。

[addLink]『タイムスリップオタガール』(1)(佐々木陽子/ほるぷ出版/ポラリス)[/addLink]
・(く)大人になった自分が中学生の頃にタイムスリップしたら何をする?という単純ながらも入れ食い感のある設定。お話し自体も面白いので男女問わず売れそう。
・(m)どちらかという男性に売れる作品のような気がする。装丁は女性向けっぽい色合いだけど。

今週の思うところ
・・・

週刊コミタン! 2017/01/05号

来週の気になるタイトル
[weekly class=month day=1]月[weekly class=day day=1]日
・・・
[weekly class=month day=2]月[weekly class=day day=2]日
・・・
[weekly class=month day=3]月[weekly class=day day=3]日
・・・
[weekly class=month day=4]月[weekly class=day day=4]日
[addLink]『魔女くんと私』(縞あさと/白泉社/LaLa)[/addLink]
・(m)少女マンガ的な主人公の励まされ方に。キュンとくるところが多い。雑誌人気は高そうに見えるので積んでよし。
・(m)装丁も意外性がある一人ものでいい。
・(凹)ツンな男の子を振り向かせるというのは女子的にはかなりいいツボなんじゃないでしょうか?客層はちょっと低そうな気がします。
[weekly class=month day=5]月[weekly class=day day=5]日
[addLink]『おおきなのっぽの、』(1)(柴/講談社/シリウス)[/addLink]
・(m)シリウスらしからぬほのぼのカワイイ4コマ。高津的な。めちゃくちゃ「ホーム」感ある表紙に仕上がっていてジャンルにシュリンクされすぎな感じもする。
・(く)pixivと合同での新人賞みたいなので出てきた作品なのでらしさが無いのはさもありなん。文字通り頭ひとつ抜けてる高身長な女子小学生の日常もの。装丁は狙い撃ちなんだろうか?もっと若くて良かった。
・(m)そこで打率の精度あげるより、もっと広いゾーンで大ぶりしてくれたほうがいいよね、という感覚。
・(凹)もうちょっときららっぽい装丁でも良かったのかなーと。

[addLink]『BEASTARS』(1)(板垣巴留/秋田書店/週刊少年チャンピオン)[/addLink]
・(く)二足歩行のケモノたちによる学園ミステリー?でいいのだろうか。読み切りも好評だったし似たような題材の『ズートピア』も受けていたので売れそうではある。チャンピオンの外に出したい。

[addLink]『ORIGIN』(1)(Boichi/講談社/ヤングマガジン)[/addLink]
・(く)『ソフトメタルヴァンパイア』と一緒に売りたい。
・(凹)AIものっちゃAIものなんだけど、Boichiの絵だと裏社会感が強すぎて他の要素が飛ぶ。

[addLink]『能面女子の花子さん』(2)(織田涼/講談社/ITAN)[/addLink]
・(凹)無印1巻が好調で連載化2巻の流れは出版不況の中で嬉しい。ワンテーマで広がりやすく男女に読みやすいのは良いことですね。

[addLink]『LIMBO THE KING』(1)(田中相/講談社/ITAN)[/addLink]
・(凹)いままで青春ものを描いてきたイメージだったので転換期かと思わせる作風。武蔵を書いてて筋肉づいてるのかなー。テーマはSFでだいぶ好みです。男性に向けて売りたい。

[weekly class=month day=6]月[weekly class=day day=6]日
[addLink]『にれこスケッチ』(1)(鴨居まさね/祥伝社/フィールヤング)[/addLink]
・(m)『たそがれたかこ』併売かなぁ。年長感。

[addLink]『売野機子のハート・ビート』(売野機子/祥伝社/フィールヤング)[/addLink]
・(m)好きな人は当然買うけどどう拡げようか。『ミッドナイトブルー』や吉野朔実作品集から拡げたい。先月のも併売。
・(凹)『クリスマスプレゼントなんていらない』が結構動いているのでPOPな装丁は相性が良さそう。
・(m)なるほど。POPじゃないほうが、と感じていましたがそれでやってみます。

今週の思うところ
本年も1巻に熱く視線を向けたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。