週刊コミタン! 2015/09/20号

来週の気になるタイトル
[weekly class=month day=1]月[weekly class=day day=1]日
祝日
[weekly class=month day=2]月[weekly class=day day=2]日
祝日
[weekly class=month day=3]月[weekly class=day day=3]日
祝日発売アリ
[addLink]『ふつつか者の兄ですが』(1)(日暮キノコ/講談社/モーニング・ツー)[/addLink]
・引きこもりの恥ずかしい兄をもつ女子高生が主人公。講談社発だが『モンクロチョウ』のエグさよりは『喰う寝るふたり住むふたり』のほうが作家併売なら近い。まだつかみどころを見つけにくく自然に売る感じ。

[addLink]『夕方までに帰るよ』(宮崎夏次系/講談社/モーニング・ツー)[/addLink]
・初連載が満を持して(4年10ヶ月)の単行本化。エッジの効いた感覚が懐かしい。

[addLink]『さぼリーマン 飴谷甘太朗』(1)(アビディ井上・萩原天晴/講談社/モーニング)[/addLink]
・スイーツに命をかける熱量が笑える。発売前だがマガジンR連載の馬田イスケ『紺田照の合法レシピ』と併売したい。
・食べリアクション芸マンガ。東京勢としては実際に食べられるものの話なのが○。

[weekly class=month day=4]月[weekly class=day day=4]日
・・・
[weekly class=month day=5]月[weekly class=day day=5]日
[addLink]『年下の男の子』(1)(ひろちひろ/集英社/マーガレット)[/addLink]
・デビューから2年弱での初単行本。画力ストーリーの上達めざましく今年の新人初単行本で最も注目している作家。やまもり三香との同時連載スタートなど編集部も力を入れている感じがするので大いに期待してください。ターゲットは女性中心、年齢は中学生から30歳ぐらいまで引っ張りたい。

[addLink]『古都こと ―チヒロのこと―』(1)(今井大輔/双葉社/アクション)[/addLink]
[addLink]『古都こと ―ユキチのこと―』(1)(今井大輔/秋田書店/ヤングチャンピオン)[/addLink]
双葉社と秋田書店のコラボレーション。 何故、一社でやらなかったのかは分からないが、面白いことをやりたいという意気込みは伝わってくる。良いぞもっとやれ!
・同一作品をキャラクターの視点別で別版元の連載という新たな試み。新刊台から外れた時はどっちで置くのか考えどころ。双葉かな?
・面白い試みだが書店でそれはどう表現されるだろうか。

[weekly class=month day=6]月[weekly class=day day=6]日
[addLink]『3月のライオン昭和異聞 灼熱の時代』(1)(西川秀明・羽海野チカ/白泉社/ヤングアニマル)[/addLink]
・いったいなぜ西川秀明・・・?どの程度売れるのか予想が難しいが、1巻は本編半分は売れるだろう。絵柄はかなり熱っぽいので続けての購入はちょっと見込みづらいかもしれない。当たり前だが本編と併売併売。
・本編とは異なりストーリー、キャラクターともに勢いのある熱血漫画。絵柄を寄せてきてるのが面白くて笑ってしまう。きれいな西川秀明。
今週の思うところ
・3月のライオンの発売日があわせじゃないのは積み込みによる影響でしょうか。
・新しくコミタン!リサーチの記事を追加しました。随時調査のご相談を承っております。

週刊コミタン! 2015/09/13号

来週の気になるタイトル
[weekly class=month day=1]月[weekly class=day day=1]日
[addLink]『碧いホルスの瞳』(1)(犬童千絵/エンターブレイン/ハルタ)[/addLink]
・古代エジプトの女ファラオもの。青年期から王への成長と自覚の道。装丁は眼力が強く女性に訴求力がありそうな感じ。『ふしぎの国のバード』ほどすぐにはハネないが、『応天の門』や森薫と売り伸ばせそうな作品。
・現行のハルタの中では期待値の高い作品。Fellowsからのキャリアの中、なかなか「これは!」と思う作品を描いてくれなかった作者だが今作は上手くはまった感がある。長いスパンでじりじり売りたい。
[weekly class=month day=2]月[weekly class=day day=2]日
・・・
[weekly class=month day=3]月[weekly class=day day=3]日
[addLink]『君とレモンの星』(1)(かねもりあやみ/秋田書店/プリンセスGOLD)[/addLink]
・今のプリンセスレーベルで新作を推すのであればこのあたり。
[weekly class=month day=4]月[weekly class=day day=4]日
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[weekly class=month day=5]月[weekly class=day day=5]日
[addLink]『プリマックス』(1)(柴田ヨクサル×蒼木雅彦/集英社/ヤングジャンプ)[/addLink]
・作画が別人でもすぐに誰だか分かる圧倒的なヨクサルコンテ。1話の引きはやはり強いと思うので、目立つところに出してファン以外にテにとってもらいたい。
・男(商業)目線の「カワイイ」コンテンツとは何かを分析して直感的に描いている。ヨクサル塾とか中山敦支塾みたいなものを開校してマンガ表現を伸ばしてもらいたい。

[addLink]『ブルーグラリア』(下)(イイヅカケイタ/集英社/週刊ヤングジャンプ)[/addLink]
・最初はレベルE的な地球での日常に潜む異星人の生活を描いていたが最後は大風呂敷を広げた印象。上下巻に収めるためか最後は少し急ぎ足になった。単行本でちゃんと読み直したいな。

[addLink]『イエスタデイをうたって』(11)(冬目景/集英社/グランドジャンプ)[/addLink]
・長かった!連載中何誌渡り歩いたのだろうか?連載未読なので結末が楽しみ。スピリッツの連載も終ったので次はどこかな?アフタヌーンのポスター企画は好きでした。

[addLink]『MAJOR 2nd』(2)(満田拓也/小学館/週刊少年サンデー)[/addLink]
・2巻含めて100万部突破ってこれマジ?自店の感覚だと全然そんな感じがしない。
・同じく・・・。なんだかんだサンデーも週刊少年誌なんだな。

[addLink]『七海の623』(1)(がっきー/小学館/クラブサンデー)[/addLink]
・折角『ハイスコアガール』の和解が成立したというのにこちらは完結!逆に併売で人気が出て続編が始まるパターンか!?

[weekly class=month day=6]月[weekly class=day day=6]日
[addLink]『鳴沢くんはおいしい顔に恋している』(1)(山田怜/徳間書店/ゼノン)[/addLink]
・料理上手な男子高校生がヒロインたちにご飯を作り、彼女たちのおいしい顔をゲットする。圧倒的に男性向けの作品だと思うが絵柄が女性的なのが少しミスマッチか。女性たちの典型的キャラづけは安心して読める。
・洋物女は苦手だと思ってたがこんなに可愛いならアリだな!『スイようび』との併売もありかな?
・いやー『ラーメン大好き小泉さん』あたりじゃないでしょうか。

[addLink]『八男って、それはないでしょう!』(1)(楠本弘樹・Y.A・藤ちょこ/KADOKAWA/COMIC WALKER)[/addLink]
・同日発売『無職転生』『盾の勇者』と併売で間違いないでしょう。設定・絵柄ともに整ってます

今週の思うところ

週刊コミタン! 2015/09/06号

来週の気になるタイトル
[weekly class=month day=1]月[weekly class=day day=1]日
[addLink]『鉄風』(7)(太田モアレ/講談社/good!アフタヌーン)[/addLink]
・いよいよ夏央VSゆず子!熱い!そして、次巻完結!早い!鉄の風を受けてみよ!

[addLink]『U12』(1)(闇川コウ/講談社/good!アフタヌーン)[/addLink]
・ロリコンはやっぱりダメだなと思わせてくれる作品。LOはなんてやさしい世界だったんだ。
・変態だらけの刑務所で魔の手を弾き返す女の子たち。設定で売るもの?

[addLink]『バツコイ』(1)(月子/講談社/ハツキス)[/addLink]
・人気作家 月子が満を持してアラサー女子を描く!サバサバ系の女弁護士がひょんなことから一夜を共にした男と不測の事態に!?大人同士のイケナイ恋愛ストーリー。月子さんが描くベッドシーンなど見どころ満載です。
・これまで少年を描くことに定評があった月子だが、アラサー女性を結構エロく描いていてそこが魅力。ストーリーは女性ウケしそうなこじれ恋愛ものなので「ハツキス」らしいが引き続き男性にも売りたい。
・女の子ではなく女性を描いている新境地。今まで月子を読んで来なかった女性層が対象になりそうなので『カノカメ』くらい隣に差しておくといいかもしれない。

[weekly class=month day=2]月[weekly class=day day=2]日
[addLink]『少年ラケット』(1)(掛丸翔/秋田書店/週刊少年チャンピオン)[/addLink]
・丸っこい絵柄や対象的なライバルキャラの存在が女性ウケしそう・・・。『弱虫ペダル』や『ハリガネサービス』しかり、女性がガッとくるのは5巻あたりまで重なってからのイメージがあるのでそこまで引っ張って欲しい。逆に男性読者は「チャンピオン」どまんなかの層ではないと思うので軸ずらしが必要。
・実にチャンピオンらしくない素直な絵柄。今年の少年誌の中ではピカイチの作品。少年漫画感引き立つ装丁もチャンピオンの棚では逆にかなり目立つ存在になると思う。サンデーや月マガを読む層に届けたい。

[addLink]『わたしはあなたの犬になる』(1)(都陽子/祥伝社/フィールヤング)[/addLink]
・恋愛マンガではあるもののいっとうの魅力は犬のアホさがよく描けているところ。マンガ好きなら必読の作家ではあるが、それ以外にも『アルパカかあさん』や今週『ハシビロ家族』と動物もの並びもOK。

[weekly class=month day=3]月[weekly class=day day=3]日
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[weekly class=month day=4]月[weekly class=day day=4]日
[addLink]『ハシレジロー』(1)(瀬川藤子/双葉社/月刊アクション)[/addLink]
・お寺の息子で兄にコンプレックスを抱いていた次男のジローが仏教大学で一皮むける!僧職系男子のドタバタキャンパスライフ。『VIVO!』『お嫁さんは神様です。』の瀬川藤子さんの描くマンガはやっぱり面白い。

[addLink]『サムライせんせい』(2)(黒江S介/リブレ出版/クロフネ)[/addLink]
・まさかのドラマ化。日の目を見れて良かった。

[weekly class=month day=5]月[weekly class=day day=5]日
[addLink]『セキララにキス』(1)(芥文絵/講談社/デザート)[/addLink]
・仮面かぶり女子×自由すぎ男子の甘くてドSな美術予備校ラブストーリー。とにかく女の子の表情や髪の毛などの描写が丁寧で可愛い!
・雑誌で読んでいて売れ感が出ていた。百合や女性誌と渡り歩いてきた作家だがこれで少女マンガ王道にアピールか。森野萌『おはよう、いばら姫』と同発なのは追い風。デザート絵柄つながりで男性も視野にいれた併売をしましょう。

[addLink]『王子様には毒がある。』(1)(柚月純/講談社/別冊フレンド)[/addLink]
・安定した売れ感。

[addLink]『心が叫びたがってるんだ』(阿久井真/小学館/裏サンデー)[/addLink]
・劇場版楽しみです!漫画版もクオリティ高くて期待度高し。

[addLink]『テラモリ』(1)(iko/小学館/裏サンデー)[/addLink]
・コミュ障JDが初めてのバイトでスーツ屋“テーラー森”で働くことに!ネクタイ、シャツ、紳士靴、VMD etc. 呪文のようなスーツ用語を覚えつつ、楽しめる、スーツ屋お仕事コメディードラマ。併売は『重版出来』なのかな?

[addLink]「ヒバナ」コミック創刊[/addLink]
ヒバナコミックス予想企画の蓋が開く。
・自然状態で考えると男性ものと女性ものがバラバラになってしまうことでシナジーを作れず空中分解してしまいそう。とはいえ「IKKI」の販促物は少数の書店をしっかり掴んだものになっていたので、その自然を曲げる内容に期待をしています。

[addLink]『雪花の虎』(1)(東村アキコ/小学館/ヒバナ)[/addLink]
・ヒバナコミック新創刊!雑誌ヒバナの看板作品にして東村アキコ最新作はなんと時代モノ!しかも上杉謙信!?史実を東村アキコが大胆に解釈した問題作。
・ヒバナの掲載作が大分女性に寄っている中、男性ものは際立ってる作品が多いのでまとめて置くなら東村アキコでバランスを取りたいところ。

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今週の思うところ
■2015年[weekly class=month day=llf]月[weekly class=day day=llf]日~[weekly class=month day=lt]月[weekly class=day day=lt]日のレポート(myt調べ)
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週刊コミタン! 2015/08/31号

来週の気になるタイトル
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[addLink]『こんな軆でいいのなら』(Zトン/GOT/アンスリウム)[/addLink]
・今や人外界隈の代表格とも言えるZトン初の単行本。モン娘売れてるし、見込み高そう。
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[weekly class=month day=3]月[weekly class=day day=3]日
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[weekly class=month day=4]月[weekly class=day day=4]日
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[weekly class=month day=5]月[weekly class=day day=5]日
[addLink]『i・ショウジョ+』(4)(高山としのり/集英社/ジャンプ+)[/addLink]
・ちょっとエッチすぎた双子回収録予定?ネットユーザーが相手どれるなら既刊も動くはず。

[addLink]『プティトゥ・ペッシュ!』(葉鳥ビスコ/白泉社/AneLaLa)[/addLink]
・「AneLaLa」作品の単行本化がぞくぞくと。年齢層でいうと20代後半から30代後半あたりまでの、働くだけでは物足りない感じの女性がターゲットなイメージ。谷川史子『ブルー・サムシング』と併売予定。
・羽鳥ビスコと津田雅美の新刊既刊同発だったの全然気づいてなかった…

[addLink]『僕たちがやりました』(1)(荒木光・金城宗幸/講談社/週刊ヤングマガジン)[/addLink]
・相変わらずヤンキーを描くのが上手い。遊び心でいたずらをしたらそれが大変なことになってしまって、その後どうする?的なお話。知識や技術はないが金はあるという状況で追い込まれた男子高校生はどんな行動を取るのだろうか?

[addLink]『サーマン』(1)(佐々木昇平/講談社/月刊ヤングマガジン)[/addLink]
・『犬童貞夫』の悪夢ふたたび!マスターベーションの飛距離チャンピオンの男が親の再婚で苗字が変わり、転校して不遇な毎日に嫌気が差して、得意なマスターベーションを川に向かってしたら鮭の卵に受精して・・・。ビジュアルの面白さや突飛な話の展開が漫画らしい。
・サンデーの『クリムゾン』的な・・・いや違うか。

[weekly class=month day=6]月[weekly class=day day=6]日
[addLink]『死にたがりの尺度』(淡田青/ヒーローズ/ヒーローズ)[/addLink]
・雑誌非掲載・・・とはいえ元が「ヒーローズ」なのでそれがハンデということもあるまい。ヒーローなし、コスチュームなし、戦闘なしと「ヒーローズ」らしい作品ではないのでひと手間かけてあげましょう。
今週の思うところ
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