だいたい日刊コミタン! 2013/04/27号

今日の気になるタイトル
04月27日
『政宗くんのリベンジ』(1)(Tiv・竹岡葉月/一迅社/ComicREX)
・「REX」の中では絵柄も安定していて可愛く、バトルもないので安心して読める。力強いとは言いがたいがいまの「REX」ではこれを主力に据えざるを。

『トコの長い午後』(海野螢/ホビージャパン/コミックダンガン)
・時間が止まった世界が舞台のSFミステリー。絵柄の可愛さよりも、色々と伏線を仕込んでいそうなストーリー運びに毎回気を抜けずに読んでいる。1話から気にかけて読むと伏線オーラが凄いので、試し読みとかあればガンガン売れそう。

だいたい日刊コミタン! 2013/04/26号

今日の気になるタイトル
04月26日
『奴隷区』(2)(オオイシヒロト・岡田伸一/双葉社)
・1巻は口コミから、高校生が中心となって売れていった。2巻が出るタイミングでもう一回プッシュすれば、まだまだパイを広げられそう。

『下ネタで考える学問』(相原コージ/双葉社/漫画アクション)、『Z~ゼット~』(1)(相原コージ/日本文芸社/別冊漫画ゴラク)
・2010年代にも入って、相原コージの新作2作同時発売が来ようとは!『下ネタで考える学問』はいつもの相原コージでタイトルそのものの内容。『Z~ゼット~』は別冊漫画ゴラク連載と、一度も見た事のない雑誌の為未読だが、どうやらゾンビ物らしい。ギャグが少なければ『むじな』に近いか。ジャンルは違えと、今月文庫版ででたコージ苑と一緒におじさん達に売りたい。ちんぴょろすぽーん。
・『下ネタで考える学問』のゲスさは『家電のデンさん』(神保あつし/漫画ゴラク)といい勝負。

『(成)アマネェ!』(シオマネキ/茜新社/COMIC天魔)
・優秀な編集者を得て力を増したシオマネキ先生の新作。以前の可愛らしい絵柄から若干アダルティな絵柄に。シャッポを脱ぐ準備は出来ているかい?

『ふたりは牛頭馬頭!』(1)(瀬野反人/角川書店/少年エース)
・最近角川の配本が悪いのでちゃんと入荷するかが不安・・・。

だいたい日刊コミタン! 2013/04/25号

今日の気になるタイトル
04月25日
『砂とアイリス』(1)(西村しのぶ/集英社/Cocohana)
・先月発売『一緒に遭難したいひと』(4)が一ヶ月間ジリジリ動くところをみてまだまだ新刊にパワーがある作家だなと思い直した。そんなところでこの1巻。結構面白い。

『チョコレイト ジャンキー』(2)(筒井旭/集英社/Cocohana)
・自分に自身が無さ過ぎて状況を悪くしてしまう主人公。大学生とかCEOに迫られることはないが、大事な人って案外側に居るもんですよね?という地に足の着いた作品。ゆっくりとだが売れ続けている。
・あの元同級生もCEOと似たようなもんじゃろ!

『太田川純情ラバーズ』(尾崎あきら/集英社/別冊マーガレット)
・広島弁で無骨で真っ直ぐな野球少年に恋した主人公。純情ラバーズの名は伊達ではない。恋愛とかつまらない日常に疲れた人にオススメ☆

『思春期のアイアンメイデン』(1)(渡辺静/ビッグガンガン/スクウェア・エニックス)
・誤読率の高い作家名。スクウェア・エニックス作品には自信がないですが、売れそうな感じじゃないですか?(myt)
・『ニセコイ』『君は淫らな僕の女王』『食戟のソーマ』などなどラブコメの流れが来ていると思う。『この彼女はフィクションです。』も面白かったと思うが、こちらの方が主人公に癖があって良い。

『歌うたいの黒うさぎ』(3)(石井まゆみ/集英社/YOU)
・『すみれファンファーレ』(松島直子/小学館/IKKI)の横、どうでしょう。うちはそれで稼いでいます。

『R.O.D. REHABILITATION』(倉田英之・藤ちょこ/集英社/SD&GO)
・『R.O.D.』シリーズが現状棚に残っているかはかなり怪しく、「SD&GO」というレーベルにもまだ確固たる地位がないとしても、それでもA5判は厳しい。単価をあげたい懐事情を邪推してしまう。