週刊コミタン! 2014/02/16号

『Swing JOKER』(1)(稲木智宏/講談社/マガジンSPECIAL)
・書籍扱・・・だと！？紅白戦は面白かったが、仲直りしてしまったので今後の展開は難しそう。

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『群青戦記グンジョーセンキ』(2)(笠原真樹/集英社/ヤングジャンプ)
・1巻は初速好調。S山さんよろしく一言で説明できる薦めやすさはウリ。

『ハマトラ』(1)(小玉有起・北島行徳・松舞夏/集英社/ヤングジャンプ)
・アニメの10倍は面白いと思う。が、タイミングが悪いかなと。

『五番街の白やぎさん』(1)(結月さくら/小学館/サンデーGX)
・『時忘の捨姫』は装丁が悪かった。これも装丁によるが、内容・絵柄共に受け入れられやすそうな作品なのでお願いしますから装丁失敗しないで下さい。

『絢爛たるグランドセーヌ』(1)(Cuvie/秋田書店/チャンピオンRED)
・いつもの肉欲的なCuvie作品とは少し違う、本格的なものを題材としている感じが印象的。読み直さないと断言はできないが、「SWAN
MAGAZINE」が売れているので併売の可能性を見ている。作家名で検索して驚かないでね、という感じ。

『ハナカク』(1) (松井勝法/徳間書店/コミックゼノン)
・『鉄風』と売りたいにゃー。素手ゴロキャットファイト楽しい。『ケンガンアシュラ』もそうだったけど2、3巻出てからが勝負かな。取り敢えずは『オールラウンダー廻』と併売。

『ねこのこはな』(1)(藤沢カミヤ/講談社/モーニング・ツー)
・尋常じゃない売れそう感。Twitterから火がつきそうなので探しやすければそれだけで。広げていくなら『きのこいぬ』(徳間書店)から人を流す。
・こはな可愛い！おっきいお友達にも女性層にも。

『先生の白い嘘』(1)(鳥飼茜/講談社/モーニング・ツー)
・男という性別をガンガン殴ってる感じがすごい。きっと前日の日暮キノコの短篇集も黒い感じなので、並べてみたいですよねというのはUst配信で出た話。同日に併せた『おんなのいえ』との併売はマスト。
・ゲスいっすなー。こんな高校だったらグレる。男性にも訴求力があると思うので『おんなのいえ』よりは数字出そう。
・夏までにもう一冊出れば、今年のこのマンガがすごいまである。内容の重さを気にせずに読めてしまうのは、この著者の味の一つ。読了時に胸に残った違和感を噛み締めるように読み返して欲しい。装丁からは男女どちらもいけそう。むしろ男のほうが多いかも。どこか色気のある主人公に惹かれて手を出した男性に強烈なボディブローをぶちかましてやりたい。

『キヌ六』(1)(野村亮馬/講談社/アフタヌーン)
・単行本で読みたい作品。勢いのあった時のアフタ作品っぽい雰囲気。
・サイボーグ少女と武装集団の近未来逃走劇というだけで一定の層の支持は集めそう。装丁がやや暗めだったのが残念だが、世界観にはマッチしている。タイトルから内容が伝わりにくいので、しっかりと中身を見せる展開をしていきたい。個人的には、メディアでの露出の多い久正人と併売し、30代前後の男性を狙っていきたい。
・年齢は高め狙い。『シドニアの騎士』が好きな人は買うんじゃないかな。

『モリタニヨル！』(イチヒ/KADOKAWA/コミックアライヴ)
・表紙すげぇ！これだけで売れるぐらいのインパクトはある。従来のアイドルものファンにここまで訴求できる装丁はすがすがしさを感じる。ラブライブ同人等で売り出し中の著者なので、専門店中心になりそうだが、話題になること間違いなし。棚でしっかり売っていく単巻として、今年の中核を担うことになりそうだ。

『高橋さんが聞いている』(2)(北欧ゆう/スクウェア・エニックス/ガンガンJOKER)
・1巻発売からの時間もあまり空いていないタイミングでの刊行は好ましい。しっかり在庫も回っているので、次期スクエニのアニメ化候補一番手といった印象。内容は、となりの関くん系列のタイトルなので、幅広く一般層に売っていけそう。こういうタイトルで数字稼がないと、スクエニ全体の配本がとれないので頑張りたい。

リュウ三人衆
・成松幸世だけがえらい少ない。引き合いの多さか刷りの差か？
・『凪を探して』の装丁は文字が多すぎて目が回りそう・・・。

『中学性日記』(1)(シモダアサミ/双葉社/月刊アクション)
・ものすごい初速で、既に『mon*mon』の冊数より出ている。重版まったなし！
・『彼女のカーブ』(ウラモトユウコ/太田出版/エロティクスF)の装丁が『mon*mon』の横に置きたい感じだったので、ここまでしばらくセット化。