週刊コミタン! 2014/12/21号

『あの娘にキスと白百合を』(2)(缶乃/メディアファクトリー/アライブ)
・いまのアライブでは一番太いタイトル。ジャンルは百合とコメディという感じだが「ひらり、」なく「つぼみ」なく「メバエ」でももよおしすぎるので置き場がなかなか辛い。鹿児島某書店でも見かけたが「可愛い女子」コーナーは汎用性が高いかもしれない。アライブ正面で張るならアニメの横にねちっこく起き続けてアピールだ。

『賭けグルイ』(2)(河本ほむら・尚村透/スクウェア・エニックス/ビッグガンガン)
・売れ行き良好書。

『くまみこ』(3)(吉元ますめ/メディアファクトリー/フラッパー)
・配本たりぬ

『大江戸雪シマキ』(1)(雨瀬シオリ/幻冬舎コミックス/コミックバーズ)
・バディもの時代活劇。キャラの表情が豊かな漫画はそれだけで読んでいて面白い。
・雨瀬シオリはBLの棚で売るのがよい。

『ポム・プリゾニエール　La Pomme Prisonniere』(鶴田謙二/白泉社/楽園)
・サイズが分からないのがちょっと怖いところだが鶴田謙二の新刊を読める幸せ。猫と女の子を楽しむマンガ。【売れ感】9

高津カリノ作品
・最終巻と新作の1巻を同時に出すのスクエニで流行るんだろうか。
・準備は大変でしょうけどいいことだと思います。

『七帝柔道記』(1)(増田俊也・一丸/小学館/ビッグコミックオリジナル)
・格闘ものを描いている一丸は面白い。売るなら『木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか』の隣とか。

『1518!』(1)(相田裕/小学館/スピリッツ)
・『GUNSLINGER GIRL』相田裕の最新作。前作はあって既刊棚で挿し状態だと思うので旧作ファンへのアピールはPOPになるだろうか。今作最大の売りどころは学園青春ものにしたことで女性にも訴求力がありそうな点。両面を狙いたい。

『忘却のサチコ』(1)(阿部潤/小学館/スピリッツ)
・図らずも高倉健さんの話が被っていたりと好材料多いような気がします。シンプルで可愛い絵柄なので男女両方に売れて欲しい。最近はサチコの暴走っぷりが凄い。【売れ感】7

『ケダマメ』(1)(玉井雪雄/小学館/スピリッツ)
・時代活劇かと思いきやいきなりのハードSF！でもやっぱり面白い。面白さが広がるまでには時間がかかりそうなので腰を据えて売っていきたい。【売れ感】5

『ライプニッツ』『タイニーマイティボーイ』(大石まさる/少年画報社/ヤングキングアワーズなど)
・鶴田謙二好きの人に売っていきたいので発売日が近いのは好材料。【売れ感】6
・なるほど。水惑星シリーズとか特に相性よさそうですね。
・『ライプニッツ』は久々に『水惑星年代記』の隣に置くタイプの大石まさる作品。sbookでは歯抜けで品切れ中のようだけど版元に言えば出るかな？

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