週刊コミタン! 2015/06/21号

来週の気になるタイトル
[weekly class=month day=1]月[weekly class=day day=1]日
[addLink]『裁きのグルメ』(土山しげる/日本文芸社/別冊漫画ゴラク)[/addLink]
・廉価版だが再録ではないはず。この頃の久住昌之とのタッグとは違う、シリアスギャグ調の土山ワールドが見れるだろう。男性向け一択。
[weekly class=month day=2]月[weekly class=day day=2]日
[addLink]『その「おこだわり」、俺にもくれよ!!』(1)(清野とおる/講談社/モーニング・ツー)[/addLink]
・少し変わった人を変人に描くのが上手い!食べ物系のこだわりも多いのでグルメコーナーでも良いと思う。
・そのおこだわりといえば。白湯やら帰宅道の歩数カウントであったりとか、兎に角B級。赤羽~好きな人には刺さるだろう。変人誘蛾灯ですなぁ。

[addLink]『月光』(ウチヤマユージ/講談社/イブニング)[/addLink]
・単巻ということもあり出だしは『ブレイン・トラッカー』と並べたい。色の対比もいい塩梅。

[addLink]『ブレイン・トラッカー リピート・ユーフォリア』(多田乃伸明/講談社/モーニング・ツー)[/addLink]
・珍しいハードSFを描く作家。絵がソリッドなので好き嫌いは分かれそうだが長く置いて他店との差別化を図りたい。
・4年ぶり単行本は嬉しい限り。漫画読みからは定期的に新作はよと言われる根強い人気の作家。じっくり売ろう。
・2010年頃は多田乃伸明、宮川輝、野村亮馬あたりがこれからバリバリSF漫画を描き続けていくもんだと思ってた。現実は厳しい。
・そして我々は庄司創、都留泰作を得た。

[weekly class=month day=3]月[weekly class=day day=3]日
・・・
[weekly class=month day=4]月[weekly class=day day=4]日
[addLink]『志村貴子画集』(志村貴子/KADOKAWA/コミックビームほか)[/addLink]
・価格も抑えられて描き下ろしも結構ありそうなので期待できそう。
・もっと高くても良かった。志村貴子好きはちゃんとしたものならお金払うだろうに。
・Amazonだと書店より安い、らしい。直取引の影響か。

[addLink]『ダンまち4コマ そもそもダンジョンにもぐるのが間違いではないだろうか』(大森藤ノ・ちょぼらうにょぽみ・ヤスダスズヒト/スクウェア・エニックス/ビッグガンガン)[/addLink]
・アニメの方の例の紐の人気はいかほどでしょうか。当然映像化まわりで売ることになるが、原作を知らなくても分かるちょぼにょぽのキチガイワールドぶりはある種見もの。

[weekly class=month day=5]月[weekly class=day day=5]日
[addLink]『君はなにも知らない』(1)(花野リサ/集英社/マーガレット)[/addLink]
・あたるような予感が少し。『日々蝶々』のときの感じと少し似た感覚。「マーガレット」ラインの少女マンガの勝ちパタンは掴めていないが、とにかくしばらく面で押してみたい。
[weekly class=month day=6]月[weekly class=day day=6]日
[addLink]『3×3EYES 幻獣の森の遭難者』(1)(高田裕三/講談社/ヤングマガジン海賊版)[/addLink]
・海賊版(公認)コミック創刊。発売点数が多くなるのを避けて月末発売。これに関しては既存の読者がいかに継続してくれるかが課題だが、1巻目は結構買ってくれそうな気がする。WEBでの海賊版のアピールが少ないのが気になるところ。

[addLink]『あくあわーく』(大塚志郎/竹書房/まんがライフMOMO)[/addLink]
季節的にも水に関するお仕事もので『水の箱庭』『海のドリトル』なんかと出したい。タイトル的に『鴨の水かき』もいけそう。

今週の思うところ
[addLink]「ミラクルジャンプ」[/addLink]
・『恋する数学科-コイマス』(作/さがら総 画/みやこかしわ)「快楽天」のエロ漫画みたいやった。そして、案の定ボノボ虐殺。
・横槍メンゴ、KUJIRA、エッチな読み切り群でなかなかもっこり系の雑誌になってきた。
・赤坂アカが面白い。男性読者としては当然ながら女の子目線の話のほうが滾るものがある。

[addLink]「ビッグコミックスペリオール」[/addLink]
・新連載、山本亜季『HUMANITAS ヒューマニタス』少し期待。画力◯。
・なるほど画力十分。タイトルもズバリという感じだが、現代文明とは少し違う風習や伝統で育った人物を描くことで人間とはなにかを描きたいのであろう大上段。期待できます。

[addLink]「ウルトラジャンプ」[/addLink]
・楠康平『ARK』読み切りだが完成度が高い。デビュー作「proxy」で絵柄が中田春彌(レビウス)そっくりと自分の中では話題沸騰だったUJ期待の新人。

[addLink]「ゲッサン」[/addLink]
・アントンシクの様式美。アクションシーンの上手さは白眉。山本崇一郎と笹乃さいのラインナップには「ゲッサン」ラブコメの方向性と気運を感じる。ガンプラマンガは注視。

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