今日の気になるタイトル
06月15日
『逃げるは恥だが役に立つ』(1)(海野つなみ/講談社/Kiss)
・海野つなみの新作1巻、今までだいぶ売り逃してきたなーという感。発売日から品切れまでが早く、女性書店員に根強いファンがいる印象も。ってーことは20代後半~30代女性あたりがストライクゾーンということでしょう。今度の争奪戦はハチマキ締めて臨みます。
『月嶋教授の”世界の成り立ち”を考える』(1)(扶持田一寛/あかほりさとる/徳間書店/COMICリュウ)
・可愛らしい男の子がインテリ教授と周囲の女子に翻弄されつつ…みたいな内容だが、あかほりさとる特有のギャグや過剰なお色気は思ったより少ない。リュウはここ最近の売れている銘柄から鑑みると、かなり客層の低年齢化が進んだ気がするが、このタイトルは本来のリュウコミックス購読層に近いような気がする。
・確かに。
『前略、百合の園より』(2)(須河篤志/芳文社/つぼみ)
・「完」の字にいよいよもって「つぼみ」終幕の悲しさがある。7月には『総合タワーリシチ』も完結巻。百合バブルもそろそろなのか。
・ここ最近、バレーボールマンガが続いているような気がするが、こちらはプレイヤーではなく指導者が主役。中学バレーが舞台、フィジカルの格差は高校より少ないハズなので、戦術の重要さがよりわかるよう話が進むのではないかと。主人公の憎めないアクの強さ含め、キャラクターもしっかり立っているので、芳文社の棚よりもその他のスポーツマンガの近くに置きたい。バレーボールくくりで棚を作るよりは、新刊発売時の『ジャイアントキリング』(ツジトモ/講談社/モーニング)の近くなどが適していると思う。
・『砂の栄冠』とか。