マンガ大好き書店員たちと2021年の30作! マンガ膨大に読みました

マンガ仲間にほとんど会えていな~~~~~~~~~~~~~~い!
読者のみなさん、マンガ家のみなさん、版元のみなさん、書店員のみなさん、お元気ですか?
昨年のときは、まさかこの時期までこんなことになるとはなぁ。

会食は難しく、商談会や営業もだんだんリモートに。
なかなか人に会ってお話をするようなタイミングがない一年でした。
マンガ読んでるのに!マンガの話ができない!ので例年通りマンガの話ををしにきました。
世の中は大変でもみんなマンガ読んでるな~~と思える楽しい記事になったと思います。

もし読んだことのない作品があったらこの機会にぜひ試し読みから味わってみてください。お気に入りの1冊や、マンガ家さんが見つかるきっかけになれば幸いです。
コメントを読んで気の合いそうなメンバーがいたら、ぜひいつもの更新でのコメントや◯つけにもご期待ください!
だいたい2021年中に発売または発表された作品でコミタン!メンバーが好みを挙げ、特に盛り上がった30作品を発売日順に掲載しています。

2022年もたくさん読んで、マンガの話するぞ!
それではご覧ください↓↓

目次

さましよ
(さましよ)
料理が全く出来ない先生に料理好きな男子高校生が教えながら、弁当をつまむにやにや漫画。先生と生徒という関係から進展するのか暖かく見守りつつ応援しています。
ひととせ
(ひととせ)
「また、友達になりたい」けど「それは一人で決めることじゃないし」て、笑ってしまうほど不器用で、けれで、とても誠実な言葉だと思いませんか? 踏み込まないと、わからないことがある。他人と向き合うことの怖さとか恐れを、とても繊細に優しく紐解いていく作品。暖かい。
金
(金)
たまに綺麗になる先生が面白い。(◆発売当時のコメント)

さましよ
(さましよ)
発売してからずっとおすすめしてる。言葉で表すのは難しいけれど、これぞ漫画の醍醐味だなと感じる作品。独特な雰囲気と独創的な設定。漫画好きに是非読んで欲しい。
くねす
(くねす)
めちゃくちゃ個人的な話なんですが僕は人生において感銘を受けたゲームが2つあって『タクティクスオウガ』と『月姫』なんですが、これはどちらも選択とそれに伴う責任や結果は自分が背負わなければならないという作品なんですよね。なんでこんな話をしたかと言うと、この作品もつまりはそういう事です。
くねす
(くねす)
そういう事です。ではない。漫画における背景の「白」って何も描かれて無いという事だけど、その空白に待ったをかけられた。2021年のもっと読んでもらいたい漫画ランキング1位です。
myt
(myt)
いいぞ、攻めるヒーローズ①(◆発売当時のコメント)

かよ
(かよ)
25巻も出ているのに全くダレずに毎回面白い!こんなに大人数登場しても、キャラが立っているのですぐに誰がわかるのってすごい。どの巻でもタケミチが毎回驚きまくってるのが面白いし、泣けるシーンでは毎回号泣してしまう。わかりやすく心に響くのって大事だなぁと思う。そして千冬が本当にカッコいい。
ろん
(ろん)
こんなにも胸熱で、こんなにも泣けるヤンキー漫画あっただろうか!!次の巻へ手を伸ばしたくなる速度が半端ないって!!私も、とってもカッコイイのにちょっとおバカな千冬が大好きです(笑)♡
KAO
(KAO)
ヤンキーにタイムリープをあわせるなんてほんとすごい発想!そして熱い。読み始めたらやめどきがみつからないのもすごい。

ひととせ
(ひととせ)
併売するのは超人Xでした。それはさておき、人類存続のために人の命を消費するようになったディストピアで、人間らしさを求め、もがき苦しむ主人公がどうしようもなく愛おしい。己の寿命を知った主人公が、それでも、と、ある決意をかためるシーンが最高ですので、2巻まで是非読んでください。人間には愛が必要だ!!
KAO
(KAO)
陽がとどかなくなった世界。酸素を供給するために人を植物にして維持する世界。植物になるまでどう生きるのか、絶望感のなかでなにかが動いていくような。植物や背景の描き込みもすごくて圧倒されます。
くねす
(くねす)
パキッとした色彩設計が最高にクール。作者がちゃんと世界観を持っているのでこの世界での世論とかめちゃ見たいなと思った。来年の賞レース入りは固い。小学館もっと刷れ。
ひととせ
(ひととせ)
『呪術廻戦』と併売・・・?(◆発売当時のコメント)

myt
(myt)
作者がマンガ大好きなことが作品から伝わってくる。マンガで描ける真面目とおちゃらけの振れ幅が上手く出ていて、それが読者を惹きつけてやまないからかなと思います。
凹田
(凹田)
岡田斗司夫が殺人より重い罪は国家転覆と通貨偽造って言ってて、その観点で見るとかなり面白いテーマを扱っている。
くねす
(くねす)
未だによく分からない物語だと思いながら読んでるけど、それと同時に見たことないような絵面がバンバン出てきててめちゃくちゃ面白い。万人に勧めれる作品ではないが今のうちに読んでれば漫画読んでるアピールが出来ます。
myt
(myt)
偽金による通貨価値の毀損と国家権力。構想に光るものを感じる。『望郷太郎』が好きならば一緒に読みたい。(◆発売当時のコメント)
くねす
(くねす)
意味わからん設定とよく分からない物語だけど、読んだことのない漫画だ。”俺に競り勝ちたきゃ印刷機を持ってこい”は面白すぎる。(◆発売当時のコメント)
ひととせ
(ひととせ)
パワーありますよね、絵の癖が読者に受け入れられるか?(◆発売当時のコメント)
金
(金)
一見しただけで唯一無二の気配はする。体から札が出るのは、歴史IF的な作品としては掴みかねている。(◆発売当時のコメント)

さましよ
(さましよ)
サラリーマン、働く女性、職場、などリアル感ある恋模様。とても雰囲気が良く、共感もある。こういう恋したいなと感じでしまう。大人な恋愛漫画。
凹田
(凹田)
ma2さんの描くサラリーマンはイラストだけでも素晴らしいのですが、それが漫画になってキャラクターとして動いていて尊い。フィールヤング作品に仕上がっている。
さましよ
(さましよ)
それぞれの少し大人な恋模様。このテイストの感じが好ましい。(◆発売当時のコメント)
凹田
(凹田)
サラリーマンへの観察眼というかフェティシズムが凄い!(◆発売当時のコメント)

ひととせ
(ひととせ)
いろいろブーたれながらも、わりと逆境なはずの三姉妹が人生を謳歌している感が良かった。日常を愉快に過ごす発想がそこかしこにキラリと光る。人生、適当にいなしつつ、肩の力を抜いて生きていこう、みたいな、元気をもらえる作品。
くねす
(くねす)
作品全体の持つ軽やかさと生き生きとした登場人物たちに元気がもらえる。読むとスキップしたくなるような作品なので日曜日に読むのがおすすめです。

myt
(myt)
思いやりのあるマンガだな~~!登場人物たちも、作者から読者へも。この作品が売れるとチェックしたコミタン!はエラい(自賛&他賛)
KAO
(KAO)
ひょんなことでちょっとずつ動いていく主人公に「よしよし」という気持ちがはいります。薬膳の話もすっとはいってきて無理がなく受け入れられるやさしいお話。
ひととせ
(ひととせ)
自分との付き合い方て案外、一人では気づけないものだよなぁ、と。かたくなな心を解きほぐす漫画という気がします。
凹田
(凹田)
絵柄も装丁も読後感もとてもストレスフリーな作品。最近の初っ端からクライマックスな作品とは対極でそこが良い。
くねす
(くねす)
もうすぐ一巻100冊と地方でもめちゃ売れてます。生きづらい人への作品はここ数年増えて来たけど生きやすくしてい行こうという作品がこれからは増えるんですかね。
バジル
(バジル)
人の身体には食事も睡眠も心の休息も大事なのだと気付かされる。なんか嫌な事があっても、美味しいご飯と優しい人達との触れ合いがあればまた元気になれるのだと。やさしさが詰まった心の栄養になる作品だと思います。
myt
(myt)
単巻ではねそう(◆発売当時のコメント)
くねす
(くねす)
装丁良し(◆発売当時のコメント)
烏
(烏)
男女ともに行けそう(◆発売当時のコメント)

ひととせ
(ひととせ)
作品の題材と作家さんの絵とか作家性が噛み合うと、強烈なパワーを発揮する好例(アオアシの小林有吾先生的な) いま、日本でもっともキャラの表情が熱い漫画では? 単行本のおまけページからも読み取れますが、キャラクターの設定をかなり詳細に決めている印象で、登場人物の土台がしっかりしているので、ちょっとした描写を読み込んでいくと、ニヤリとすることが多いです。おかげで、二次創作的な、キャラ同士の妄想もマッハ。最高だ!!
ろん
(ろん)
こんな街に住みたい!住んでボウフウリンに守られたい♡いろんなジャンルの推しがわんさか出てくる(もーイチ推しが絞れない!!)マジで最高にカッコイイマンガがここにあったゾ!!
ひととせ
(ひととせ)
この先生の描く表情が、好きなんだよなぁ。
KAO
(KAO)
絵がいい。人情ヤンキーっぽくていい。(◆発売当時のコメント)
金
(金)
売れる要素が多くある感じ。男女どっちにもいけそう?(◆発売当時のコメント)
くねす
(くねす)
色んなヤンキー漫画のお約束を守りながら喧嘩をする事に意味をもたせてヒーロー仕立てにしてるの上手いなぁと。基本タイマンか総力戦のヤンキー漫画に団体戦という概念を持ち込んでるのも珍しい。(◆発売当時のコメント)
バジル
(バジル)
下町人情ぽさもあり、アクションもありで面白く感じる要素が多い。(◆発売当時のコメント)

myt
(myt)
生活の中から汲み取る幸せ。そういうマンガなので向こう10年売れる強度がある。
くねす
(くねす)
作者の両親友人へ向けて描き始めた近況報告のようなエッセイ。作者の目を通して描かれる思考の吹き出しのない世界は裏表がなく、自分にはとても眩しく写った。特別というのは日常の中に溢れているそんな作品集。末永く売っていきたい。
myt
(myt)
詩的な世界。『メタモルフォーゼの縁側』や最近のビーム作品から流れれば。あとは桜玉吉。(◆発売当時のコメント)
くねす
(くねす)
ビーム5月号の読み切りが素晴らしかった。写実的な作画とありふれた日常描写は一読の価値あり。(◆発売当時のコメント)

ひととせ
(ひととせ)
タイトルが秀逸だよなぁ、て。都合の良い、という意味での「こういうのがいい」であり、理想としての「こういうのがいい」てことなのか。この二人の間柄、男女間のブロマンスという意味不明なワードが思い浮かびます。
myt
(myt)
お互い「恋愛のめんどくささ」を実感している描写があることでパートナーが見つかってよかったねという雰囲気が出ていてよい。
さましよ
(さましよ)
まさに現代の恋愛観なのかな?と感じつつも、こうまでウマが合う、相性が良い相手が見つかって“こういうのがいい”と思わせてくれる。
大谷
(大谷)
単純にうらやましい!と思ってしまった。縛られない自由な男女の日常をこっそりのぞき見している、見てはいけないものを見ちゃってます感がちょうどいい。
くねす
(くねす)
こんだけウマが合う友人、肉体関係無かろうと一緒にいると楽しいだろうなと思う。二人の掛け合いがめちゃ好きなので一生くだらないやり取りしてて欲しい。
金
(金)
ヒロインが可愛いのはもちろんですが、男性にも好感が持てて良い。言葉にしてしまうと下世話になってしまう人間関係の機微が魅力的に描かれていて、心底「こういうのがいい」なぁと嘆息してしまいます。
ひととせ
(ひととせ)
都合の良い関係っていうか、しかし、この二人に芽生えつつあるのは愛では?(◆発売当時のコメント)
金
(金)
えーと…なんか理想郷じゃないですかコレ?(◆発売当時のコメント)
myt
(myt)
「セックスできる友人」という概念(◆発売当時のコメント)
ぶどり
(ぶどり)
一緒にいることがノンストレスって、大事だね。(◆発売当時のコメント)

さましよ
(さましよ)
年の差ラブ好きにおすすめ。遠くもない、けどまだ先な未来の運命を見れる少女が恋する相手は、若き作家先生。相思相愛にはまだだけれど、この少女の思いが可愛い。また、最終的に結婚という結果が分かっているだけにどう物語を紡いでいくのか、ニヤニヤしながら読んでます。
myt
(myt)
結果がわかっているからこその楽しいラブコメ、ありますよね!
くねす
(くねす)
二人のやり取りもだけど、その画力の高さも含めて今年一番僕の口角を上げてくれたニヤニヤ漫画。読後の多幸感ったらないですよ。
凹田
(凹田)
手袋がなんかフェティッシュですよね?
myt
(myt)
膕もフェティッシュ。洋服もかわいい。
myt
(myt)
ドール感。手足が本当に見惚れますね。(◆発売当時のコメント)
くねす
(くねす)
「幸せ」の一言に尽きる。(◆発売当時のコメント)
さましよ
(さましよ)
『塩田先生と雨井ちゃん』と相性が良さそうな気がする。(◆発売当時のコメント)
凹田
(凹田)
↑同意(◆発売当時のコメント)

金
(金)
異国情緒や丁寧な食べ物ネタなどが織り込まれていて読み味がすごく快い作品。かといって「軽い」わけではなく、胸に残るコマやセリフが多数あり、正直、今に至るも満足に読み切れてない感があります。一生折に触れて読み返すんだろうなぁと。あと、時々ある「誰の目線か」を感じさせるシーンがホントに素敵で好き。あとあとラストシーンホントにホントに大好き。
バジル
(バジル)
旅行が難しいこのご時世に、土地の空気感を感じられる貴重な作品。書き込まれた背景と、動きの少ないコマ割りでゆったりと眺めることが出来、街並みを歩くような穏やかな感じが良い。登場する食べ物は主人公の主観がしっかりしていて、身近に感じる。日本とは違う土地で、様々なな人に出会い、食べて、体験して、人間の自由さが楽しそうに描かれていて羨ましく思う。
ひととせ
(ひととせ)
この熱のなさがよい。(◆発売当時のコメント)
myt
(myt)
縦軸の物語が入ることで、物語としての味わいがまた深まる。(◆発売当時のコメント)

くねす
(くねす)
アクション、作画、演出、ヒキ、全てにおいて超高水準。この手の漫画で一番面白いと思うけどハイコンテクスト過ぎてライト層向けじゃ無いかなとも思う。個人的に比較対象は近年流行りのトーナメント系の作品じゃなくて『バジリスク』とかの山風原作。「人気作の後追いでしょ〜」と舐めてかかった読者はみんなぶった斬られて欲しい。
凹田
(凹田)
中丸洋介/あずま京太郎のタッグ良いですよね。
さましよ
(さましよ)
ワルキューレっぽいものが増えましたな。(◆発売当時のコメント)
金
(金)
今や1ジャンル感ありますね。(◆発売当時のコメント)
凹田
(凹田)
トーナメント表を最初に提示する手法が現代的!(◆発売当時のコメント)

ひととせ
(ひととせ)
刀とは、当時はどんな存在だったのか? その社会的価値という点にスポットを当ててる漫画は初めて読みました。目からポロポロ鱗がこぼれる一品。装丁がほれぼれするほど恰好いいので、紙本は所有欲も満たしてくれますね!!
くねす
(くねす)
先ず第一に刀剣の作画が素晴らしい。キャリア30年くらいありそうな画力してるのに新人なんすねぇ〜。エピソードもその刀剣がどういった物なのかという描かれ方をしていて読み応えがあった。白地に銀の箔押しの装丁は率先して帯を外したくなる出来栄え。
myt
(myt)
未読ですがテーマに推しやすさを感じております。(◆発売当時のコメント)

KAO
(KAO)
凍りついた地球が舞台の近未来SF。人見知りだけど友達作りたいってストレートな主人公やかわいいロボット、そして怪獣!私の好きなものがたくさんでてくるわくわくする漫画。
ハヤカワ
(ハヤカワ)
この作者はこの作品が初連載。ビックリですね。主人公とロボットの交流がとてもいい。今後の展開にも期待大。
大谷
(大谷)
人類滅亡まったなしというクライマックスから始まるSF物語。絶望感たっぷりなところからさらに絶望に落とされるので、じゃーこの後どうすんのさ!が待ち遠しい1冊です。
ぶどり
(ぶどり)
ストーリーにSFマインドを感じる。1話ラストに「全球凍結」を持ってきて2話以降は?気になる。(◆発売当時のコメント)
myt
(myt)
SF畑も納得。(◆発売当時のコメント)

かよ
(かよ)
とにかく勢いがいい。ドンドン進んでいくのに全部面白い!バトルシーンの迫力めっちゃカッコいいです。下ネタやお色気ちょっと多めなのは子供に読ませにくくてそこだけ残念。
ろん
(ろん)
天才的なオカルトの掛け合わせ具合!天才的なバトルシーン!天才的なキャラクターフォルム!!めっっっちゃおんもしろぉぉおお!!皆の者!四の五の言わずにまず読め!!
KAO
(KAO)
オカルトとちょいエロもありそしてアクションも!幕の内弁当のような漫画!
大谷
(大谷)
美味しいもの全部詰め込んじゃいました!考えるな!感じろ!的な勢いで、一度その波に飲まれてしまったら虜になるの間違いなし!
凹田
(凹田)
龍幸伸先生の漫画が読めて嬉しい。アシスタントとしても超有能だと思うけど漫画家として活躍して欲しい。またスポーツ漫画も読みたいです。
バジル
(バジル)
気が強くて、超ミニでルーズソックスで、健康的な太もものヒロインの可愛さがハマる!テンポの良い展開とアクションでちょいエロなシーンも上手く相まって、今1番読んで欲しい少年漫画です!
くねす
(くねす)
藤本タツキの元アシという箔がついた。絵面の見せ場も多い。(◆発売当時のコメント)
myt
(myt)
下馬評が高い。(◆発売当時のコメント)
金
(金)
UFOとか都市伝説とか今でも通じるんだな…嬉しい。(◆発売当時のコメント)

かよ
(かよ)
主人公のうみ子さんが偶然知り合った海くんに「映画作りたい側なんじゃないの?」って言われた瞬間に、まるで波に飲まれるように揺らぐシーンが最高!夢を追いかける事に年齢制限なんて無いんだなぁと、前向きになれる一冊です。
さましよ
(さましよ)
1話を読ませて頂いた時に感じた印象から、これは刺さる!と思っていましたが、この売れ感を見ると、まだまだ自分の感性を信じていいんだなと自信にもつながりました。表現力、画力ともに素晴らしいので是非読んで欲しい。
KAO
(KAO)
何かはじめることに年齢なんてないんだとあらためて思えた作品です。カイくんにうみ子さんが映画を見る側ではなくて作りたい側なんじゃないの?と言われた時のコマに鳥肌が立って胸がきゅっとなりました。
ハヤカワ
(ハヤカワ)
この作品を読んで、何か新しいことに挑戦しようと考える人がいるんじゃないかな。決めの場面もすばらしい。
大谷
(大谷)
第二の人生どう生きるか、まだまだ自分には先の話なのだけど、きっかけさえあれば全て関係ないのだと思わせてくれた漫画。
さましよ
(さましよ)
『メタモルフォーゼの縁側』と併売が良いのかもしれませんが、個人的には『マイ・ブロークン・マリコ』とも相性が良いのではと思っています。(◆発売当時のコメント)
myt
(myt)
メタモルフォーゼの縁側の優しさとは違う輪郭。(◆発売当時のコメント)

さましよ
(さましよ)
女中さん、いわゆるメイド的存在。雰囲気も絵柄も素敵で、優しい漫画。日々の日常漫画。古き良き時代を感じつつ、ほっとする作品。
凹田
(凹田)
ハナちゃんの表情が良いです!特にビックリした時の顔が可愛いwスタンプ欲しい。
さましよ
(さましよ)
絵柄的にもハルタ系コミックと併売が良さげ。とても好き。(◆発売当時のコメント)
myt
(myt)
『煙と蜜』とか『シャーリー』とか。。というか作者の前作と置いてくれ!いい味するよ!!!!(◆発売当時のコメント)

myt
(myt)
足利義満のすごく遠くの世界を見ている感じがさらに作品の面白さを増した。『風姿花伝』も読みたくなる。
ひととせ
(ひととせ)
世界の奥深さを学ぶ成長劇。読者には既知の存在なんだけど、主人公にはまったく未知の存在が、ぶわっと広がる「気づき」の表現が大好きです!! 時代ものなんだけど、漫画しかできない表現を是非味わってほしい。
凹田
(凹田)
描写が難しいと思われる身体表現を漫画で見事に表現している。前作同様視点の巧みさに魅せられる。
くねす
(くねす)
存在感の表現力がすごい。(◆発売当時のコメント)
ひととせ
(ひととせ)
まぐわいの扱いなども含め、身体と知性の関係、技術と実践の相関性を描いている良き成長劇。(◆発売当時のコメント)
myt
(myt)
あるフィルターでもって世界を知る、表現するという面白さ。前作に引き続きのお見事。(◆発売当時のコメント)
myt
(myt)
あと少年がすごくいい。(◆発売当時のコメント)
金
(金)
日本の身体表現の文化へ、深く切り込んできたことに感無量。(◆発売当時のコメント)

ひととせ
(ひととせ)
生々しい痛みを想起させる剣戟の迫力だけで読む価値あり。相田裕先生の絶望の先に人はいかに希望を見出すか、というテーマに対し、本作の主人公勢は限りない命を持つ長命の存在。永続する命が直面する希望と絶望とはどのようなものなのか、先の展開がまったく読めないし、どのような物語が紡がれるのか、興味が尽きません。
大谷
(大谷)
「私の目的は母を殺して自分も死ぬことです」このセリフが何とも激しくて、そして悲しくて。。死を求める2人の出会い、そしてこれからがどうなるのか最後まで見届けたい。
凹田
(凹田)
幕末をいい具合のフィクションで描いている。会津視点というのも面白い。
myt
(myt)
生き死にが関わる、緊張感のある相田裕作品(◆発売当時のコメント)
くねす
(くねす)
女の子のデザインがいままでにない
ひととせ
(ひととせ)
当時の日本に、相田裕先生のフィルターがかかると、どのように描かれるのかも興味深い。太陽と月の鋼あたりと組んで売りたい(◆発売当時のコメント)

かよ
(かよ)
読み始めから、すごい力でグイグイと引きずり込まれる一冊。私もその場にいるようで、何もできないのにたくさん考えさせられる本だった。素晴らしい。
myt
(myt)
ここ十数年の中で「最も同時に読まれたマンガ」だと思う。様々な人の読み方に触れられたのもいい体験になりました。
ハヤカワ
(ハヤカワ)
一挙公開に驚き、作者の描くことへの熱量に驚き、予想以上に紙でも売れたことに驚きました。
くねす
(くねす)
間違いなく今年を代表する一作。藤本タツキが創作者の背中を美しいと思ってくれている事が嬉しく、この漫画を読んで漫画家を志す読者が生まれるんじゃないかなと思わせてくれる作品だった。
金
(金)
久しぶりに漫画に没入させてもらいました。緻密だけど簡潔な表現が素敵で読み進める指が止まらない、素晴らしい作品。
バジル
(バジル)
すごい才能に出会ってしまった時の憧れと嫉妬、どうにもならない感情が散りばめられていて、その中に初めて出来た対等な「友達」との楽しい思い出。大人になってから忘れてしまう青春がぎゅっと詰まっている。飾らない感情表現がすごい。
ひととせ
(ひととせ)
この際、無修正版とか出したら面白そう(◆発売当時のコメント)
さましよ
(さましよ)
これは売れるでしょう!(◆発売当時のコメント)
凹田
(凹田)
連続刊行の短編集が楽しみ!
myt
(myt)
3ヶ月連続刊行(◆発売当時のコメント)

myt
(myt)
2021年で最も人にオススメするときの言葉に困った作品。怪作と呼ぶには筋が立っている感があり、奇書と呼ぶには爽やかな。
ひととせ
(ひととせ)
何度か読んでいて思ったのが、愛玩という視点を削った(皆無ではない)猫の擬人化漫画なのかなって。自立した猫という存在がそのままに人間社会にいたら、という思考実験みたいな? 作者さんの猫のままならなさへの愛憎を感じる。
バジル
(バジル)
登場する猫たちはリアルな習性を見せてくれるのだけど、紡がれる言葉の人間臭さには「いや、猫ではないな」と思わされる。そんなタイトルなのかなと。色んな世界での猫たちの溶け込み具合が、世界観をしっかり形作っている不思議な作品です。
くねす
(くねす)
装丁めちゃいい(◆発売当時のコメント)
myt
(myt)
ネコ…?哲学…?な奇妙マンガ。装丁超爽やか~~。(◆発売当時のコメント)

かよ
(かよ)
主人公のヒロトくんの優しさで、読みながら心がポカポカしてくる本です。夏休みに帰った田舎のような温かさだなぁ。私もおばあちゃん子だったので、ばーちゃんはヒロトの事大好きだったんだろうなぁって思うと泣けてしまう。
KAO
(KAO)
とってもやさしい物語。人ってやっぱりいいなあ。ヒロト君の天然すぎる人柄がしみわたるお話。
ハヤカワ
(ハヤカワ)
別に大事件が起きるわけでもなし、あっと驚く伏線があるわけでもなし、超人が登場するわけでもないけどおもしろい。小道具にリアリティがある。
ひととせ
(ひととせ)
登場人物の誰もが、胸の奥に悲しみを秘めていて、暖かな物語の最中に、ふっと顔を出すんですね。それが作品の味わいを一層深めていると思います。
くねす
(くねす)
僕が中央線という言葉を知ったきっかけでもある『中央線モノローグ』の様な在りし日の中央線感。朗らかな空気感と先行きの見通せなさが混在しているバランス感覚が見事。
さましよ
(さましよ)
日常ほのぼの。ちょっとしたことが幸せ。(◆発売当時のコメント)
くねす
(くねす)
『スキップとローファー』と一緒に。(◆発売当時のコメント)
myt
(myt)
肩の力ぬける~~(◆発売当時のコメント)
凹田
(凹田)
闘病お疲れさまでした。作品の説得力というか一段上がった気がします。(◆発売当時のコメント)

さましよ
(さましよ)
殺し屋と人情。殺し屋にその心は不要だけど、殺し屋にも普段の生活が待っていて、そこをうまく拾い上げながら、一つ一つ物語を描いているので読みやすくも読み応えありな作品。
大谷
(大谷)
殺し屋のお話だけれど、そこに垣間見れる人間模様が濃い。殺し屋にも心はあるし、完璧ではないところが上手に描かれていると思います。特に加瀬さんという殺し屋が出てくるお話は涙なしでは読めませんでした。
金
(金)
硬質で冷たい闇(カッコいい!)に差し込む一筋の光(泣ける!)という感じ。グッドだけどハッピーじゃない結末がいいんだよなぁ。気を張って読んでても泣いてしまうので個人的に外では決して読めない作品なのです。
さましよ
(さましよ)
ちょっと違うけど映画「ジョン・ウィック」好きな人にいいのかな。(◆発売当時のコメント)
myt
(myt)
アクションのみならず小さなシーンにも伊達が利いてて読み応えアリ!(◆発売当時のコメント)
金
(金)
なんか普通に読みながら泣いてしまいました。素敵な作品です!(◆発売当時のコメント)

くねす
(くねす)
今までの作品が漫画的な百合だとしたら本作はかなり女性同士の恋愛における一方的な片思いやそこに付随する人間関係を描こうとしていて、本気感がある。くずしろ先生を読まなくなった読者にも読んでみてもらいたいと思う作品。
金
(金)
微笑ましいところ、可愛いところ、そして深刻なところ…全体的に緩急のバランスが素晴らしく、読み味が快い。そして、気が付くと登場人物を凄く好きになってしまっている手練手管は流石。この先どうなっていくのか見守っていきたいと心底思わされました。
ひととせ
(ひととせ)
難聴者側の主観が興味深い。(◆発売当時のコメント)
くねす
(くねす)
くずしろ先生久々のガチ百合漫画の予感。(◆発売当時のコメント)
金
(金)
緩急がホント凄くて頁をめくる手が硬直する。素敵。(◆発売当時のコメント)

ひととせ
(ひととせ)
お互いがお互いにとても大きく大切な存在で、だから、両想いなのに気持ちを伝えられない、憧れているからこそ、手を伸ばせないそんな関係性。「太陽」よりも「眩しい星」ーーーこの二人の眩さに目が潰れそう。
凹田
(凹田)
めちゃくちゃキラキラしてて眩しい。こんな青春もあるのか……。みんないい子。

ろん
(ろん)
ピュアすぎる2人の全然進まない(だって矢野くん鈍感すぎるからw)恋模様がめちゃくちゃ笑えて萌える♡もうなに矢野くんのその不運wもはや天才的だわwww
さましよ
(さましよ)
矢野くんに何か裏があるのでは?と考えながら読んでしまった私は心がもう純粋ではないのかもww矢野くんもそうだけどやっぱり純粋っていいよね。不運が繋ぐ恋心。読者も増えてて嬉しい。
ひととせ
(ひととせ)
和山やま作品読者に向けて(◆発売当時のコメント)

KAO
(KAO)
人だけど人じゃないというお話が私は好きなんだと思う。人と何かの間でもがく不器用な主人公と次から次とでてくる超人たち。面白い!
ろん
(ろん)
やんべぇ!すんげぇ!おんもしれぇ!!セリフ回し!言葉のチョイス!アクション!キャラクター!もうさすが!さすがさすがさすがとしか言いようがない!!ここから再び伝説が始まる予感♡
金
(金)
今まで読んだ同ジャンルのどの作品とも似ていない突き抜けた個性が魅力。それでいて物語的にはまさに王道の少年漫画といった展開が多いのがまたたまらない。先が楽しみすぎる作品。
myt
(myt)
『東京喰種』ファンの人も、読んだことがない人にも。ただひたすらにカッコよく、そして読みやすい。(◆発売当時のコメント)
ひととせ
(ひととせ)
一緒に、小学館のフールナイト売ろうぜ!!(◆発売当時のコメント)

金
(金)
初めて読んだ時の衝撃もさることながら、その後、章を追うごとに進化あるいは変化していく絵と物語は常に「こんなの見たことない」というワンダーに溢れていました。長い付き合いだけに距離が開く事もあったけど、いつでもいつまでも続いていると思い込んで甘えていたんだなぁ。
くねす
(くねす)
三浦建太郎の妄執が作り上げた世紀の傑作。迫力と細密さ、スピード感と重厚感という相反する要素を併せ持つ唯一無二の作画力。紡がれる物語はスケールが大きくなるにつれ復讐譚から『ベルセルク』の名に相応しい神話の様相を呈して行った。今後この作品を未読の人間に書店はどうやってアプローチしていくのか、試されるところだと思う。自分はレジェンド・金字塔という手塚~80年代スタートまでの棚に置いています。41巻帯の「最新巻」には色んな意図がありそうだけど、ガッツとグリフィスの物語の終わりを感じさせない良い演出だった。

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