だいたい日刊コミタン! 2013/06/17号

今日の気になるタイトル
06月17日
『七つの大罪』(3)(鈴木央/講談社/週刊少年マガジン)
・版元の鼻息も荒くアニメ化まではいきそうである。書店での種まきもまだまだ。

『マチキネマ』(2)(サメマチオ/宙出版/NEXT)
・サメマチオ短編集の第2集。テーマが無いためのびのびと描かれた短編が多く、読み手もその日のコンディションで好きな作品が分かれそう。手元において何度も読み直したい。
・まさか2巻が発売されるとは思っていなかった。個人的には著者の体験を描いたようなエッセイテイストの作品がとても好み。
6月という時期的に芳文社刊の『きみの家族』を売っているところなので、新刊によるはずみはありがたいところ。

『ACMA:GAME』(1)(恵広史・メーブ/講談社/週刊少年マガジン)
・割りと王道なストーリーだが面白いと思わせるのは絵師の実力によるところだろう。別マガ新連載、徳川神千『D.D.D.』と同様に、奇抜なアイデアだけに頼らない地に足の着いた実力のある新作を新人さんには期待したい。

『ぼくらの17-ON!』(1)(アキヤマ香/双葉社/Jour)
・『僕のおとうさん』(集英社/マーガレット)で好評を得ている著者の新作。俳句甲子園という和モノ部活系。応援店も募集していてツイッターなどの話題には上がりそう。
・今年一番の装丁。

だいたい日刊コミタン! 2013/06/15号

今日の気になるタイトル
06月15日
『神様のバレー』(1)(西崎泰正/渡辺ツルヤ/芳文社/週刊漫画TIMES)
・ここ最近、バレーボールマンガが続いているような気がするが、こちらはプレイヤーではなく指導者が主役。中学バレーが舞台、フィジカルの格差は高校より少ないハズなので、戦術の重要さがよりわかるよう話が進むのではないかと。主人公の憎めないアクの強さ含め、キャラクターもしっかり立っているので、芳文社の棚よりもその他のスポーツマンガの近くに置きたい。バレーボールくくりで棚を作るよりは、新刊発売時の『ジャイアントキリング』(ツジトモ/講談社/モーニング)の近くなどが適していると思う。
・『砂の栄冠』とか。

だいたい日刊コミタン! 2013/06/14号

今日の気になるタイトル
06月14日
『君といつまでも~東京下町吸血鬼物語~』(1)(小林モリヲ/秋田書店/ミステリーボニータ)
・若大将!・・・ではない。BLで2作出している著者で初一般誌。シンプルな絵柄で読みやすい。ストーリーがテンプレ過ぎるのが・・・。