だいたい日刊コミタン! 2013/03/15号

今日の気になるタイトル
3月15日
『いつか、夜明けの空で待ってる』(1)(荒木宰/講談社/マガジンスペシャル)
・未チェックのため内容には触れられないが、青春もので絵がよさそうなので気になっている。
・最近勢いがある講談社少年系からの「恋愛からラブコメ」界隈のタイトル。『となりの山田さん』や『我妻さんは俺のヨメ』なんかとまとめるとラブコメ色の棚。ターゲットの広がりは概ね同じ印象だが『我妻さんは俺のヨメ』が中央値高そう。
・個人的には、マガジンレーベルにおいて『君のいる町』や、『GE〜グッドエンディング〜』の後継になる作品なのではと感じている。学生はもちろん、サラリーマン層までフォローできそうな作品なので、男性に強い店舗は在庫を持って損なし。

だいたい日刊コミタン! 2013/03/14号

今日の気になるタイトル
3月14日
『ヴァンパイアシリーズ オフィシャルアンソロジーコミック(仮)』(アンソロジー/カプコン)
・PS3/Xbox 360のソフト『ヴァンパイア リザレクション』に合わせたアンソロジー。ペルソナやテイルズ等のRPGのアンソロは今でもあるが、格ゲーのアンソロなんていつぶりだろうか?昔発売されたヴァンパイアのアンソロで林家志弦がドノヴァンをドヴァノンとしたせいでたまにどっちがあっているかわからなくなる。コミックではないが同時発売の『ヴァンパイアアートワーク』(カプコン)もそろえたい所。イラストレーター他、村田雄介もイラストを描いているので、要チェック!

『空想郵便局』(2)(朝陽昇/マッグガーデン/Beat’s)
・「IKKI」が今売り号からはじめた「IKKI THE FUTURE」にも登場。雰囲気のある作家さんなので今後の活躍に期待。

だいたい日刊コミタン! 2013/03/13号

今日の気になるタイトル
3月13日
『一緒に遭難したいひと』(4)(西村しのぶ)
・3ヶ月延期しましたが今度こそは?渡辺ペコ『ボーダー』(1)は延期時期未定というイヤな感じ。

『ヒメコイ、和歌名くん』(Ishiko/講談社/別冊フレンド)
・この作家も単体で短編集が出るようになったと思うと感慨深い。長い間、別フレのテーマ別コミックを支えていた作家の短編集。別フレは作家やコミックスで客層の振れ幅が大きい印象だが、この作家はやや学生寄り。新刊時期の動きはやや鈍いかもだが、棚でも回転するような銘柄になるだろう。

だいたい日刊コミタン! 2013/03/12号

今日の気になるタイトル
3月12日
『MIX』(2)(あだち充/小学館/ゲッサン)
・1巻の発売時、即完売して品薄が続いたのは記憶に新しい。『タッチ』の時代から26年後の明青学園を舞台にした話と言うふれこみで話題になったのだが、今のところ当時のキャラが出てこないので、期待してっ買った人は2巻の購入を控えるのでは?そんな感じで初速はだいぶ落ちそう。それでも中身はいつも通りのあだち充なので、一定数は売れる。

『マンガでわかるコドモの医学』(井上きみどり/集英社/YOU)
・『オンナの病気をお話ししましょ。 』は女性向けオススメの棚があればそこから動く。しかし今回は「たまごクラブ」「ひよこクラブ」な女性が主なターゲットになる。コミック棚よりもずばりこの2誌の周辺やエッセイのところがいいでしょう。担当越えられるならぜひ。内容は医師の方に丁寧な取材を続けた折り紙つき。

『学園ポリーチェ』(1)(森永みるく/双葉社/コミックHigh)
・百合の大家、森永みるくの最新作。百合と警察ものというか、学校内トラブルを解決するバディものという百合のなかでもかなりの変化球。既存の百合読者はもちろんだが、『GIRL FRIENDS』がSanctuary’s Awardでベスト百合賞を獲得してから初の新規タイトルなので、話題にはなりそう。

『ふたり』(大朋めがね/芳文社/つぼみ)
・刻一刻と終焉が近づく近づくつぼみレーベル、3月はつぼみを長く支えた大朋めがね。前回刊行くらいから、目に見えて配本が減っており、今まで売っていた店舗以外は調達が難しくなりそう。