月: 2013年9月

・この日は2巻ものも含めて小学館の若手タイトルが大集合している。賞ものにうってつけなまとまり。

『おしゃべりは、朝ごはんのあとで。』(1)(秀良子/小学館/やわらかスピリッツ)
・配本は少なめ、やわスピレーベルの第一弾タイトルだが、部数はかなり現実的なのか？ある程度の実績がある作家だが、本来の客層よりも大きく広がっていく可能性は大いにある。単巻なので、他のタイトルと併売して数字につなげていきたい。
・併売はやはり『ティファニー』。デフォルメが聞いているので客層は広そう。また、PDFで読めるコード付きというのもWEBコミックユーザーに親和性の高そうな施策。
・BLでの実績に鑑みるにやわスピ創刊勢の軸として十分すぎるほどだが、『トド彼』(1)(高嶋あがさ/同)のほうもガッツリ推してこの媒体の面白さを長続きさせたい。

『トド彼』(1)(高嶋あがさ/小学館/やわらかスピリッツ)
・トドはいいけどDVっぽくてちょっと読みつつ辛く思いながら業田良家『自虐の詩』を思い出した。

『薄花少女』(1)(三浦靖冬/小学館/IKKI)
・既刊はほぼ絶版？併売すると間違いなく数字出ると思うけど、無理っぽいのが残念。装丁は雰囲気があって良いのだけど、汚損の目立ちそうな紙なのが気になった。まずは30代以上のコアな男性向けかなぁ。個人的にはジブリで映像化するくらい売れる。
・大きなお友達向けに。独特な絵柄は女性にもウケそう。
・編集部販促物等々を眺めていてどんな推され方をするマンガなのかがイマイチ掴めない。「快楽天」当時ってどんな感じだったんでしょうか。
・でも女性向けではないかなと反応している。なんかイヤらしさを感じるマンガなんですよね。『千と万』(1)(関谷あさみ/双葉社/コミックハイ!)との併売からかなぁ。

『ヒガンバナの女王』(岡仁志太郎/小学館/ビッグコミックスピリッツ)
・個人的には結構好きだが、独特の絵柄と単巻、総合格闘というテーマでちょっと売りづらい。
・連載をつまみ読みしていたけどイカれた正気で面白そう。新井英樹とはいかないまでも。チェック。

『王様達のヴァイキング』(2)(さだやす・深見真/小学館/ビッグコミックスピリッツ)
・1巻発売時、同発の初刊に比べ配本が少なく売り逃した感が否めないが、追加入荷後は順調に動いている。前述のせいで気付かれていない可能性があるので2巻発売時には初刊の注文を取ったほうが良いと思う。

『チェイサー』(1)(コージィ城倉/小学館/ビッグコミックスペリオール)
・手塚治虫にやたら対抗意識を燃やす同時期のマンガ家を描く一作。手塚神を描いた『ブラック・ジャック創作秘話』に対するとこちらはちょっと軸をずらしたトキワ荘勢という感じで笑いをとる仕上がり。江口寿史が「アクション・ゼロ」でやってたトキワ荘マンガの単行本化求む。
・それとなんでタイトルロゴがゴルゴ調なのかが気になっています。

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『椿坂トリコロール』(池ジュン子/白泉社/青LaLa→LaLa)
・時たま出てくる白泉社ド直球青春ものの系譜。トリコロールLaLaの青を象徴する作品。最近のややライトなアフタヌーンとか、スクエニとかそこらへんでも売れる。客層は高めで、初速よりも棚で長く回転する作品になりそう。
・この配本をとるために同作家の『BEAR BEAR』(1)を売ったのだ。男が好きな白泉社ってこんな感じなのかなと思いつつ、自店の玄人女性客にどう受けとめられるか少し恐い。

『バロンドォォォォォル！！』(四谷孝志/講談社/ライバル)
・ここ最近、サッカーマンガが好調なので、ぜひともその流れに乗せたいタイトル。昔はイマジネーション溢れるプレイヤーが主役な作品が多かったけれど、最近の風潮としてはフィジカルありきでテクニックは努力で補完みたいに変化しているのが現実とリンクしていて面白い。1巻表紙がキャラのアップで、作品の情報が少なかったので、もうちょっと描写や設定がわかるような形にしてほしいものだが…。

『ヤンキー塾へ行く』(1)(荒木光/講談社/ヤングマガジン)
・10月のイチオシ。どヤンキーが塾に行き宇宙飛行士を目指す！が、やっていることはヤンマガらしいヤンキーの日常。バランスが上手い。
・雑誌コア層と単行本需要の相関は薄い。新刊台・準新刊台だとギャグマンガとして推せるのではないだろうか。参照は『A-BOUT!』(市川マサ)の推して伸びた部分で。

『FANTASMA』(1)(賀来ゆうじ/集英社/ジャンプSQ.)
・版元がどのくらい推してくるのか気になるところ。

『てとくち』(1)(河下水希・大崎知仁/集英社/ジャンプSQ.)
・作家のネームバリューはあるけど、、、うーん。

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・月スピの読みきり、全体的に面白かった。特に『地の底の天上』はもうちょっと中盤のエピソードにページを割いて、短期集中連載とかで読みたいくらいの完成度だったと思う。それをあのページ数でやれちゃうのが凄いとこだけど。

・ARIA瞬殺。進撃の巨人による進撃はいつまで続くのか。

「ウルトラジャンプ」
・遅ればせながら新人の『サテライトブルース』(木村聡)が出物。

「月刊アクション」
・やっと表紙からアクション仮面が消え、いよいよにして今さらという感じも。巻頭が柳本光晴なのはアンケートと期待の現れか？

「アフタヌーン」
・清家雪子新連載がぶっ飛んでて面白い。何する話なのかちっとも分からないのに面白い。

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『大東京トイボックス』(10)(うめ/幻冬舎/バーズ)、『大東京トイボックスSP』(うめ/幻冬舎/バーズ)
・最終巻と同時に外伝の発売。外伝の部数が何割くらいなのか気になるところ。賞レース上位入賞以降、継続して動いていたが、ここ最近のドラマ化発表の影響か動き方が顕著。半沢直樹ではないが、痛快な仕事ものとしてブームになりそうな気配はある。放映後の露出でどう跳ねるかが楽しみ。

『林檎の木を植える』(志村志保子/集英社/Cookie)
・意外、それはサスペンス調。次号「FEEL YOUNG」登場ということで読者の年齢層が上がっていく橋渡しになるんでしょうか。

『日々蝶々』(5)(森下suu/集英社/マーガレット)
・ウブな二人がなんたらかんたらで、そのペースのままついに親も公認という形になりつつあり『君に届け』コースだなぁと。『センセイ君主』(別マ)みたいに行動ではゴリゴリいける主人公とは対ですね。
・『虹色デイズ』(4)(水野美波/集英社/別冊マーガレット)とあわせて小集講の3社合同コミックフェアに入っていることからも雑誌読者からの支持が熱いのかなーと。正直、どれもそれなりに巻数あるし、こういったフェアをやるのはちと遅いのではと思うが…。まぁ、フェア用に重版タイミング調整したのか、なかなか入荷がなかった期間があったのがちょっとな。フェアの案内とか全く知らんし、どこにアナウンスしたのかしら？おいといて『日々蝶々』とかは年末の賞レースが良い線いくんじゃないでしょうか。男が好きなタイプの作品よね。
・うちにも案内来とらん！

『いくえみ男子 ときどき女子』(いくえみ綾/集英社)
・何かと思えば名言集だった。旬は短いかなー。いがわうみこ売ろう。

『マグネットな私たち』(田中てこ/集英社/別冊マーガレット)
・田中てこ好きなんすよね。あまりクセが無い感じで男性にも読みやすいかなと。

『ラブカレンダー』(下)(水瀬マユ・DECO＊27/スクウェア・エニックス/ビッグガンガン)
・初回刷り部数の少なさで売り逃した感が半端やない。マッグやスクエニでの連載が終わり何処へゆくのか。引き合いは多そう。

『達人伝 9万里を風に乗り』(1),(2)(王欣太/双葉社/漫画アクション)
・2巻分の製本済みプルーフに指定承り書など版元さんの気合は十分。まとめて読んで面白いという確信は得られた。どうも『蒼天航路』の頃のイメージを引き合いに出しがちになってしまうが、中核の売り方は無名の1巻だと思って、裾野を従来ファンの取り戻しだと考えるようにする。

『世界をこわすたび』(藤生ナミ/小学館/ベツコミ)
・ウチの単巻面陳の定番作家、藤生ナミの新刊。短編集だと思うので、売りやすさはかなりあるかなと。たぶん2年後くらいに連載作が結構売れるタイプの作家では。当時の紺野りさと同じ匂いを感じる。他にも小学館少女棚の単巻面陳は田村ことゆ、梅澤麻里奈、藤緒あい、桃井すみれあたりが調子いい。

『たぶん惑星』(1)(粟岳高弘/一迅社/REX)
・スク水表紙を見て吉富昭仁との相関を感じる。もにょっとしたSF具合といい。スク水好きは連載を読んでてもわかるけど、いざ表紙になると的が絞られすぎる・・・。
・ティアでコソコソ買っていたのを三木ジャイアンに取られて読まれた。まさか本が出るとは！なSF漫画家の一人。SF描いてる人は割りと多い気がする。鶴田謙二とか山田穣とかあさりよしとおとか。逆に辛抱のある根強いファンが居るジャンルでもあるので、ある程度まとめてコーナー展開すると他店との差別化が出来て前述のようなユーザーが付いてくれる気がする。
・そこで読んだものと全く一致してなかったよ・・・(三木)

『きんいろモザイク』(4)(原悠衣/芳文社/まんがタイムきららMAX)
・アニメがあって実績じゃきかないんだぜ、ってのがどう解消されるのか楽しみ。版元は拠点指定でいつも通りとして、こういう場合に取次は実績の参照範囲をギリギリにまで近づけたりできるのかな？
・アニメ化で大分跳ねた。4コマ売るのはこの方法しかないのか？

『ジーンメタリカ-機巧少女は傷つかない Re:Acta-』(1)(釜田みさと・海冬レイジ/メディアファクトリー/コミックジーン)
・10月アニメの外伝コミカライズだけど、本編の人気キャラが主人公とかではなく、同じ世界観の別の場所でのストーリーなので、コアな原作ファン以外にはそこまでって感じだと思います。とはいえ、ジーンはメディアファクトリーで一番売れている雑誌なので、コミカライズは置いといて、オリジナルタイトルとかはそこそこに棚を考えておくべきなのかもしれない。

『幸腹グラフィティ』(2)(川井マコト/芳文社/まんがタイムきららミラク)
・女の子が食欲に夢中でご飯食べてるのってそそられますよね？「食欲の秋フェア」に持ってこいな一冊。

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『美味しんぼ』(110)(雁屋哲・花咲アキラ/小学館/ビッグコミックスピリッツ)
・福島編ということで原発事故調ものと相性抜群。

『悪戯ちょうちょ』(3)(綾瀬マナ/双葉社/コミックハイ!)
・終わってみればストーリーの進行を表現できた3冊の表紙になったが、1巻がこの表紙であればと思う。

「COMICリュウ」
・第3回登竜門はトップバッターの仕上がりが頭ひとつ抜けてる感じ。

『惑星9の休日』(町田洋/祥伝社)
・カラーの試し読み折り込み小冊子が届いた。宣伝物を当月だけでなく次月以降も波状に出していくのはカロリーがかかるがそこそこ効果を見込めそう。ブツはテイクフリーということで投げ入れを企図したものではなさそうだが、併売中の『僕は問題ありません』(宮崎夏次系/講談社/モーニング・ツー)や『8月のソーダ水』(コマツシンヤ/太田出版)に封入した。返本時抜き取りか。
・ペーパー封入店って返本時抜き取ってますよね？

『干物妹！うまるちゃん』(1)(サンカクヘッド/集英社/ヤングジャンプ)
・滑り出し好調。追加をいかに取るか！
・うまるちゃんが瞬殺でした。問い合わせも超多数。2ちゃんスレのまとめ系サイトのAmazonリンクに多数登場していたかしら？ウチのアルバイトはまとめサイトから興味を持ったようだった。
・ふだん見かけない感じの人が買っていったなー。

『アニメ<物語>シリーズヒロイン本 其ノ壹 羽川翼』(講談社)
・平子理沙の羽川コス誰得？川井マコトのイラストが載っていたのは良し！

『北斗の拳　イチゴ味』(1)(行徒妹・河田雄志・原哲夫/徳間書店/WEBコミックぜにょん)
・『うまる』も早かったがこっちの方が早かった！初日で瞬殺。『シャアの日常』(南北/KADOKAWA/ガンダムエース)あたりと併売したい。あの聖帝サウザー様が愛すべきお馬鹿キャラに。絵の再現度など行徒妹の正しい使い方だと思う。

・ナタリーのマンガ賞も出ましたね。アレ、トハーンのセットだと編集者コメント入りの拡材とかあるらしいっすよ。投票された方はご存じなのかしら…。

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『四月は君の嘘』(7)(新川直司/講談社/月刊少年マガジン)
・ヒロイン不在のストーリー展開だが確実に泣ける。

『ボールルームへようこそ』(5)(竹内友/講談社/月刊少年マガジン)
・新キャラ登場で新展開。試合を経て顕になる未熟部分という王道展開。いいっすわ。
・まだ数字としては一本立ちしたとまでは。添え木がほしいが・・・もっと『昴』(曽田正人/小学館)に寄せるべきだったか。

『FIRE BALL！』(2)(龍幸伸/講談社/月刊少年マガジン)
・とんでも野球かと思いきやガチ野球展開。カズマが格好良い。スモークしないで欲しい。
・時期的には『ダイヤのA』とどこまで併売できるか。いまの野球マンガは少年向けならこれで(「週刊少年チャンピオン」ではじまった『錻力のアーティスト』は間に合わない)、おっさん向けなら『フォーシーム』(1)(さだやす圭)・・・は嘘で高校野球なら『ラストイニング』(中原裕・神尾龍)・・・は巻数が。『高校球児ザワさん』(三島衛里子)を全3巻ぐらいの気持ちで売りたい。二桁巻は新しく手に取らせるには重すぎる。
・「月スピ」の野球部マンガも気になる。

『DAYS』(2)(安田剛士/講談社/週刊少年マガジン)
・ 1巻の動きも好調で、マガジンスポーツマンガの次代という印象。延期どうこうで数字をかなり落としたバスケマンガと入れ替わるのは時間の問題。
というか、ウチだと動き的に4巻くらいでは入れ替わってる予想。誰が見てもカッコいい憧れ型じゃなく、基本的に情けない共感型が主人公ってのは、ペダルのブームとかから見ても最近のスポーツマンガのトレンドになっていくっぽい。

『マギ　シンドバッドの冒険』(1)(大寺義史・大高忍/小学館/少年サンデー・裏サンデー)
・マギ本編と同時購入するとポストカードみたいな特典がありましたね。ウチはオペレーション的に難しいと判断して見送りましたが。専門店ならともかく、一般書店において同時購入者への特典というのはなかなかハードルが高い。簡単な封入レベルでないと対応しきれない。
・マーケティング手腕が問われるスピンオフ。『進撃の巨人』も「少年シリウス」といい、、、リヴァイ兵長ものとかやりそうである。

『JOJOVELLER』 (荒木飛呂彦/集英社)
・店頭分も少し取りました。果たして・・・。
・在庫を上回る問い合わせが来たら・・・お願いします。

『干物妹！うまるちゃん』(1)(サンカクヘッド/集英社/ヤングジャンプ)
・今月はこの日のために生命を捧げる所存。配本はボチボチ。最近はデレが多いけど自分はダレてるうまるがお好き。
・なんかこれもスイッチガールですよね。「アオハル」とかあったからか、昔の「ヤングジャンプ」とは間違いなく違うラインのコメディ。「ウルジャン」とかとの親和性は高くなり、時流を取り込んだ代替わりに成功したなーという印象。表紙良しで「ヤンジャン」以外の棚でもガンガン売れるよ！
・スクエニっぽい。「ミラクルジャンプ」発だっけ？『テフラフォーマーズ』といいアテた雑誌ですね。復活が待ち遠しい。
・不穏な発言ですが『新米婦警キルコさん』の時の盛り上がりを思い出すんだよなぁ。

『ハイリコ』(1)(箸井地図・坂本光陽/集英社/グランドジャンプ)
・特徴的な絵柄の箸井地図だが、だいぶ読みやすくなってる。一定層以外に投げる工夫が必要。

『TAIL STAR』(1)(okama/集英社/ウルトラジャンプ)
・本当に出るの？今回は延期した感ないんだけど。Amazonだとお取り扱いしてませんのままなのよね。

『思春期シンドローム』(1)(赤星トモ/講談社/月刊アフタヌーン)
・昭和っぽい絵柄がなんか新しい？ガチャガチャした表紙はどうなんでしょ？
・色んな思春期があるねん・・・というのは表に出したいイメージなので悪く無いとは思います。帯は細めがいいなぁ。往来堂的には衿沢世衣子『シンプルノットローファー』(太田出版)との併売必至。

『神様がうそをつく。』(尾崎かおり/講談社/月刊アフタヌーン)
・単館上映の邦画のような雰囲気。装丁をみたら、『あの花』との併売が良さそう。
・単館上映ではないけど、『ムーンライズ・キングダム』とかから連想しました。

『デビルズライン』(1)(花田陵/講談社/モーニング・ツー)
・めちゃくちゃ売れそうな装丁。女性にも売れる。『亜人』『東京喰種』と併売マスト。本田翼が『東京喰種』推してるので本田翼に送りつけよう！
・仲でやってることは男女がイチャついているだけとはよく内容を表したもので。ちょっと物足りなさがある・・・。1巻は売れそう。
・『亜人』『東京喰種』の流れで売れる。装丁のダークな感じは、特に女子への訴求力がありそう。内容的にはやや角川系女性向けっぽくもあるので、そちらでの展開もアリか。

『ALL OUT!!』(2)(雨瀬シオリ/講談社/モーニング・ツー)
・ほんとBLで読みたい。

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・来週は祝日も配本あり

『不死身ラヴァーズ』(1)(高木ユーナ/講談社/別冊少年マガジン)
・装丁の所為か初速は鈍い。新書版で淡色だとインパクト弱いか。
・装丁とシュリンクパックがなぁ。書店員のパラ読みには期待したほうがいいと思うけど消費税云々なんですかねぇ。
・同日の『放課後ソードクラブ』(1)は初速がいいと聞きました。こっちの装丁のほうが内容がわかりやすい？女の子かわいいやん！で。

『放課後さいころ倶楽部』(1)(中道裕大/小学館/ゲッサン)
・意外と初速良し。客層とテーマと独占的要素か？
・↑「ゲッサン」勢なのか、情報共有が速かったボドゲ勢なのか気になります。

『とっかぶ』(1)(桑原太矩/講談社/good!アフタヌーン)
・追加が入って好調な滑り出し。装丁がいいね！
・追加第一弾はとれたけど第二弾がとれない・・・。みんなそんな期待してたの？と驚いている。

『yeah!おひとりさま』(新久千映/朝日新聞出版)
・重版が決まったようで。エッセイゾーンからはもちろん、20代女性向け棚からゴリゴリ。ひょっとして『34歳無職さん』(いけだたかし/メディアファクトリー)も売れたりするのかな。

『不死身ラヴァーズ』(1)(高木ユーナ/講談社/別冊少年マガジン)
・第一話から全力な青春で清々しい！同一人物だが色んなヒロインが出てきてあなたもきっと長谷部が好きになる！（←このフレーズPOPに使えそう！）
・装丁で小さくまとまった感があるものの今年ゆっくりながく売れて欲しい期待作。単行本発売にあわせて「週刊少年マガジン」に出張掲載するなど(しかも2回も)、推し感ある。帯は同日発売の『放課後ソードクラブ』(1)(永椎晃平/講談社/別冊少年マガジン)と連結する仕掛け。師匠・諫山創からのプレゼント。
・シュリンク済みにはちょっとがっかりかも。書店員がパラ読み出来ないのは損だと思うんだよねー。
・装丁は思ってたよりもポップな感じだった。消滅系ヒロインという斬新なジャンル、ヒロインの多様なキャラクターを、試し読み等で補間するのはなかなか難アリかと思っていて、とりあえず読ませればというところでのシュリンク済み出庫。なかなかうまくいかない。本誌への出張などの露出と上手く結び付けられる展開ができれば。

『放課後ソードクラブ』(1)(永椎晃平/講談社/別冊少年マガジン)
・王道スポーツ漫画。色々伏線あるが、主人公の得意技が巻き技ってどういう風な進化をとげるのか未知。
・別マガとか、諌山創とかあんま関係のない客層に広がっていきそう。スポコンかつ、王道ストーリーだが、女の子の可愛らしさとかで売っていきたい。マガジンってよりはスクエニとKADOKAWAの棚のが相性よさそう。文学少女系最強剣士ってフレーズがいいな。

「コンプティーク」
・艦これ特集の小冊子つきらしい。追加手配予定。

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『放課後さいころ倶楽部』(1)(中道裕大/小学館/ゲッサン)
・7月に幻冬舎からISBNでボードゲームの『人狼』が出ているので併売。作中でもこのゲームが取り上げられています。

『悪戯ちょうちょ』(3)(綾瀬マナ/双葉社/コミックハイ!)
・連載は終わってしまいましたが・・・前日に『青い花』(8)があるという好材料をうまく活用したいところであります。

『ぼくの妹さん！』(春日旬/双葉社/WEBアクション)
・シスコン兄のドタバタコメディ。『姉ログ』『姉妹ってこ！』などと併売したい。

『深海魚のアンコさん』(1)(犬犬/ほるぷ出版/コミックメテオ)
・色んな魚種ベースの人魚が人魚薬を使うことによって人間と学校で生活する話。深海魚の豆知識が増える。ダイオウグソクムシ子さん希望！

『ノブナガン』(3)(久正人/アース・スター/コミックアース・スター)
・念願というか待望のアニメ化。しかし、出演者の公募オーディション的なのをやっていて、なんか色々と期待できないような…。それにしても、枠持っているところのレーベルの勢いはすごいね。
がりがり認知度上昇中、棚の回転も上がってますわ。

『アリスと蔵六』(2)(今井哲也/徳間書店/コミックリュウ)
・同日が『きのこいぬ』(5)ですが、新刊台が男女別なお店はそれぞれに分けますか？

『變愛　奇妙な恋人たち』(浅岡キョウジ/徳間書店/コミックリュウ)
・大正ロマネスクな絵柄だが丸尾末広よりは全然現代的で読みやすい。

『ケモノみち』(1)(山浦サク/講談社/BE・LOVE)
・動物もの、動物園ものが個人的に好きなのでしっかり売っていきたい。この手の作品の山ともなる生命との向き合い方もしっかりと描いていたので、青年誌の売り場での展開もできそう。装丁待ちなところはある。

『今更きけない！』(稲田ショーコ/マッグガーデン/ WEBコミックBeat’s)
・草食系オタク女子に群がる一般人男性。もっとオタク度の濃さが分かりやすく描かれていると共感しやすいかもしれない。

『SOUL CATHER(S)』(1)(神海英雄/集英社/週刊少年ジャンプ)
・1巻3タイトルの中で一番動いてる。なぜ？

『とっかぶ』(1)(桑原太矩/講談社/good!アフタヌーン)
・配本めっちゃ少ない。
・神田村にも全然在庫なし。一方で池袋のリ○ロに色紙があったり引き合いは確実にあるようだ。

「コミックバーズ」
・次号より平野耕太『アサシネ』が移籍してきて連載。付録として一話からを全掲載した小冊子がつくらしいので通常より多めの発注済。

『さんてつ』(1)(吉本浩二/新潮社/＠バンチ)
・あまちゃん効果でバク上げでした。急ぎ重版中？