週刊コミタン! 2013/12/22号(23日更新)

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『くーろんず』(2)(ダ・ヴィンチ・恐山/スクウェア・エニックス/ビッグガンガン)
・赤本を模した1巻の装丁。帯がないと何マンガで何が売りなのかさっぱりわからなかったが、2巻に関しては「そうか、そうきたか」という感じ。キャラクターの掛け合いもあってわかりやすくなった。コミPo!受容度はまだ測りかねるがギャグマンガ棚の軸として推した一年だった。

『日々蝶々』(6)(森下suu/集英社/マーガレット)
・ランキングにも入り込み、いよいよ大大名感が出てきた。実写がくれば決まりだが、寡黙キャラを画面で持たせるのがムズカシそう。巻数はあるがまだ売れる。版元別棚前平台かアイラインで面陳でしょうね。

『ダメな私に恋してください』(2)(中原アヤ/集英社/YOU)
・「YOU」作品としてはぶっちぎりの売上。『チョコレイトジャンキー』(全3巻)(筒井旭/集英社/Cocohana)などココハナ作品と併売がよさ気。

『ラストノーツ』(1)(桜小路かのこ/小学館/ベツコミ)
・前作よりも一般層に売っていけそうな作品。死者に会えるお香という小道具がメインにはあるが、主人公を取り巻く環境や恋愛なんかはまさにベツコミといったところ。少女マンガだから、イケメン！みたいな推しかたはしたくないので、設定なんかがしっかり伝わるような装丁に期待したい。

『彼氏ってどこに行ったら買えますの!?』(2)(火曜/芳文社/まんがタイムきららMAX)
・恋愛ラボにわたモテを取り込んで芳文社ナイズした印象の作品。しっかり1巻から売れており、個人的には次期アニメ化タイトル候補といっても過言ではない。みんな在庫確認しよう。

『あまゆる。』(1)(マウンテンプクイチ/芳文社/まんがタイムきららキャラット)
・オレが待ってた同人サークル「ぽんぽんお」のマウンテンプクイチ商業デビュータイトル。3年ほど前に彗星のごとく現れ、有名百合サークルの仲間入りを果たした著者を持ってくるとは芳文社はさすが。4コマはもちろんだが、しっかり読める百合も描けるので、「つぼみ」の後釜と噂される「SAKURA」等での活躍も期待したい。著者の出身地である福岡を舞台としたスローな百合マンガなので、百合銘柄のほかに『のんのんびより』等との併売もいいかもしれない。

『吾輩ノ彼ハ馬鹿である』(1)(亜積沙紀・土塚理弘/白泉社/ヤングアニマルあいらんど)
・バンブーブレードのコンビが描くハイテンションコメディ。やはり読み味はスクエニ色が抜けない印象なので、装丁次第だがそちらでの展開も視野にいれたい。試し読みにアニマル系他誌への出張など白泉社サイドで推している感があるので、しっかりと在庫を確保して売りたい。

『3人分クッキング』(futa/一迅社/REX)
・判型B6なんかーい！(A5だと思ってた)タイトルの通りのお料理ものですが、REXの棚はもうほとんど息していないだろうということで4コマ系に置いたほうが動く。絵柄も器械(マンガ家)っぽい。ということでA5もあるかなという予想だった。

『たけだけだけ』(1)(笠原巴/講談社/ライバル)
・「ライバル」の力みを感じるハーレムバトルもの。戦国武将の生まれ変わりが集う学園、武田信玄の生まれ変わりである主人公が・・・という話の筋はさておきハーレムです。本誌では作品解説に紙幅を多く割いていた記憶があるハーレムです。絵柄もハーレムです。はーパンツパンツ。
・ちなみに本誌は休刊である。あわせて「ライバル」棚はもうほぼ無くなるか無いものになると思う。この作品をどこで売るか・・・判型あわなそうだけど電撃前？欲を言えばジャンプ前？

『火事場のバカIQ』(榎本俊二/小学館/IKKI)
・『ムーたち』(講談社)じゃなくて『えの素』(太田出版)の下ネタ多めの榎本俊二。ちょっと一般店では厳しいかな。
・『ムーたち』版元品切れするようになってきたなぁ。

『おやすみプンプン』(13)(浅野いにお/小学館/ビッグコミックスピリッツ)
・堂々完結。いにおイズムの詰まった意欲作。しばらく棚からは外せないだろう。次回作にも期待。（サンデーGXでね！）

『YAWARA!完全版』(1)(浦沢直樹/小学館)
・売れるのか？何故いま？

『火線上のハテルマ』(1)(せきやてつじ/小学館/ビッグコミックスピリッツ)
・同日発売の1巻目作品『ピカロ』『デモクラティア』の中では内容的に一番売れそう。ネームバリューで『デモクラティア』、パンチ力で『ピカロ』と言ったところ。

『天元突破グレンラガン 男一匹編』(ののやまさき/小学館クリエイティブ/ヒーローズ)
・これも何故いま？アニメ「キルラキル」は好評だが。

『そこにいたの西山さん』(1)(U-temo/KADOKAWA/コミックジーン)
・最近のジーン作品は客層がかつての「ガンガンオンライン」系でとてもいい感じ。ヤマダとかと併売は親和性高そう。

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「週刊ヤングマガジン 2014年No.2・3」
・木多康昭新連載で完売。

『クジラの子らは砂上に歌う』(1)(梅田阿比/秋田書店/ミステリーボニータ)
・ペーパーを聞かれました。入荷が少なく蒸発。これに関してはきちんと配本欲しかった！

「ジャンプSQ19 vol.11」(集英社)
・mytが浅野やぐらの話をしてない！？
・まだ読んでなかった。今日読みます。

『あの商店街の、本屋の、小さな奥さんのお話。』(高橋しん/白泉社/メロディ)
・これも配本少なかった。参照はヤンマガの『雪にツバサ』っぽい。

『祓ってませんよ？』(1)(カガミツキ/メディアファクトリー/コミックフラッパー)
・忘れてたけど配本付けてた俺グッジョブ。でも足りなそうなので追加追加！

「フリースタイル」
・ランキング号発売。昭和臭がヤ・バ・イ。庄司創、宮崎夏次系がデビュー作/連載作で票が割れたのが勿体なかった。

『男子高は女の子が足りない』(2)(南十字明日菜/白泉社/花とゆめオンライン)
・『虹色デイズ』(水野美波/集英社/別冊マーガレット)と東西横綱(?)の棚は効果が出始めた。即席だがオススメできる。

・週刊少年マガジンのコミックスも全点シュリンクに？

・今週末で年間前年100%到達。よかったよかった。来年はもちっと優しい棚になる予定。