週刊コミタン! 2014/1/19号

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『今日のケルベロス』(1)(桜井亜都/スクウェアエニックス/少年ガンガン)
・新書版っぽいけど、B6で出したほうが良いような気がする。前作より女の子が可愛く描けているんで、角川系列のタイトルと併売したい。となるとB6の方が違和感なく誘導できるかなーと。内容は一昔前のチャンピオンラブコメっぽい。

『こたつやみかん』(3)(秋山はる/講談社/アフタヌーン)
・今売り本誌で少し話をまとめにかかった雰囲気を感じる。

『累』(2)(松浦だるま/講談社/イブニング)
・着実に売れている。客層は男女半々といったところ。思った以上に大学生あたりの年齢が多い。さすがに「イブニング」を読んでの購入ではないだろうから、発売日告知は重要かなと。試し読みをつけてから数字が跳ね上がったので、中身を見せて売るべき。

『密閉シーツ』(河原田瞳美/講談社/デザート)
・「デザート」期待の新人が今月10日につづき2発目。くらもちふさこと同日なのはちょっと良い配剤かも。「デザート」らしい華美さとややクラシックな絵のハイブリッド。時代はしたまつげ。

『ハル×キヨ』(2)(オザキアキラ/集英社/別冊マーガレット)、『Stand Up!』(2)(山川あいじ/集英社/別冊マーガレット)
・木村紺『巨娘』と合わせて高身長女子祭りか？

『ガンダムを創った男たち』(上)・(下)(大和田秀樹・サンライズ/角川書店/ガンダムエース)
・『ブラック・ジャック創作秘話』や『アオイホノオ』的な？
・創作秘話とは比較できないが、とりあえず売れる。SF好きに賛美される一方で視聴率は!?とか、ガンプラ作る話なんかは小ネタとしても有名なので、そこらを推していきたい。サブカルや文芸での展開もアリかなーと。

『あのコの、トリコ』(1)(白石ユキ/小学館/Sho-comi)
・集中連載が長期？連載になったので、本誌でのアンケートが良かったのだろう。アイドルものがここのところの少女では間違いなく増加傾向なので、このタイトルを中心に短編なんかも集めた憧れ男子っぽい棚を作ろうと模索中。別フレの新人でもアイドルものあったしね。

『ナナのリテラシー』(1)(鈴木みそ/エンターブレイン/コミックビーム)
・マンガ家を電子書籍舞台に持ち上げたい企業が、懐疑的なマンガ家・鈴木みそ(仮)を口説くプレゼン。そして実践。自己が主体になっての電書マンガ販売に先鞭をつけた作者らしく、仕様や数字の話が多いので新書棚の電書もののほうでも少し。
・鈴木みその描く出版業界。『重版出来』(松田奈緒子/小学館/月刊スピリッツ)がミクロの視点だとすると、対照的にマクロの視点で業界を描いていて面白い。

『酩酊ガールズ』(アザミユウコ/ワニブックス)
・併売は『ワカコ酒』(新久千映/徳間書店/コミックゼノン)が無難だと思うが、雑誌コーナーの日本酒ムックなどとも併売したい。

『シガレットアンソロジー』(スクウェア・エニックス)
・四度目かになろうかという延期。大丈夫か。

『妄想高校教員森下』(1)(西渡槇/スクウェア・エニックス/ヤングガンガン)
・ヤングガンガンバカマンガ枠の超新星。女子高を舞台としたギャグものということで、色んなものと併売できそう。ヤンマガあたりのタイトルとも相性が良さそうなので、2014年の注力タイトルということで。部数はちょっと厳しそう。

月刊アクション新レーベル
・レーベルで目立つように展開、棚を見れば目に入るようにはして1週間だがなかなか苦しい。試し読み離脱が多いが、レーベル内5択が評価点を絞るのだろうか。そろそろバラして個別に置く。