週刊コミタン! 2015/02/22号

[addLink]『服なんて、どうでもいいと思ってた。』(1)(青木U平/KADOKAWA/フラッパー)[/addLink]
・謎のスターシステムが確立されている作家。『フリンジマン』の面々が女性ファッション誌編集部で仕事をすることになるも、当然ファッションのことなんか分からないのに推測だけでうんぬんかんぬん・・・。という内容は表紙からは全くわかるまい。最近のメディアファクトリーらしい飛び道具な表紙。『ラブホの上野さん』の隣だろうなぁ。
・面白がりかたは『フリンジマン』と同じだが、棚に『フリンジマン』の訴求力はもうないだろう。
・安定の青木U平感。『人は見た目が100パーセント』と併売予定。

[addLink]『ガールズ＆パンツァー リボンの武者』(1)(野上武志・鈴木貴昭/メディアファクトリー/フラッパー)[/addLink]
・原作アニメを知らなくても十分楽しめる。特に主人公のキャラが良い、漫画読んでて久しぶりに主人公のキャラに惹かれた。がやはり原作ファン以外に興味を持ってもらうのは難しいか。良いシーン良い表情が多いので切り抜き等でアピールしたい。
・全く同じ感想である。今年屈指の主人公。

[addLink]『レッド 最後の60日 そしてあさま山荘へ』(1)(山本直樹/講談社/イブニング)[/addLink]
・みんなが読みたかったあさま山荘編がいよいよ始まる。1巻から7年も待つことになるとは。小学生も中学生に、ヘタすると大学生になろうというもの。そんな忘れられていそうなタイミングでのリナンバリングは素晴らしい采配。いっそここから売ってくれ、という意図を感じるしそのほうがいいだろう。

[addLink]『マンガで分かる肉体改造 糖質制限編』(ゆうきゆう・ソウ/少年画報社/アワーズGH)[/addLink]
・これもレッドと同じで、ここからだけでも売れそうなのでいいですね。マンガのところでも軽く動きそうだが、伸びしろはマンガ以外。ハウトゥーものとしてのこの2人の読ませ力は強い。コンビニ店なんかよく売れそう。

[addLink]『パラダイス・レジデンス』(藤島康介/講談社/good!アフタヌーン->アフタヌーン)[/addLink]
・売れるのだろうか・・・。

[addLink]『たのしいたのしいぼくらののみかい』(1)(ルーツ/幻冬舎/BIRZ)[/addLink]
・アホ大学生の飲み会の模様をただ垂れ流しているだけ。めちゃくちゃおもしろいと思うのは自分が今なおその渦中にいるせいか。ぜひ男子大学生に買って欲しい。バーズよりは若めの棚に。
・gdgdな家呑み感が半端やない！『ぐらんぶる』などとの併売か？
・大学生にはすべからく読んで欲しい。飲み会は楽しいぞ。4月売りならなお良かったか。

[addLink]『マリーマリーマリー』(1)(勝田文/集英社/Cocohana)[/addLink]
・とても読みやすい勝田文。フィーヤンあたりとの併売が良さそう。
・勝田文は日本が舞台の漫画のほうが読みやすい。気がする。
・勝田文のマンガにしては珍しく？ちょっとワルいイケメンが出てくるのが新鮮。

[addLink]『響～小説家になる方法～』(1)(柳本光晴/小学館/スペリオール)[/addLink]
・触るものみな傷つける天才の話。しかしなんちゅーか楽しみ方は『きっと可愛い女の子だから』と似ていて、ふと綻ぶ女の子の姿だったりするので既刊と一緒に売ろう。文芸誌の苦境的な筋も楽しめないこともないので業界ものでもいい。周囲の人の気持ちになって振り回されながら「でも天才なんだよなぁ」で納得する快感もある。
・最近面白く感じるスペリオールの一端。これを読んでると本当に純文学のみならず出版業界に未来を感じる。版元プルーフなども作っていて気合充分。

[addLink]『HIKARI-MAN』(1)(山本英夫/小学館/週刊スピリッツ)[/addLink]
・とんでも設定だけど読んでいて面白い。いじめられっ子が活躍するというテンプレだが、頭を使わずに読めてエンタメ性がある。映像化向けな作品。

[addLink]『ガットショット』(1)(佐藤まさき・日本ポーカー協会/双葉社/漫画アクション)[/addLink]
・ガットショット、すなわちカンチャンずっぽしを予想させるワクワク・・・というのは初見読者には関係ない。ポーカーの競技人口は急増しているらしく、この作品には目新しい競技ものとして以上の伸びしろがある。佐藤まさきが絵を担当したことでライトにも人を呼べそうだ。好調に売れている『賭けグルイ』の隣になるだろうか。
・ちなみにガットショットには腹パンという意味もあるぞ。

[addLink]『団地魔女』(派手な看護婦/小学館/webイキパラ)[/addLink]
・日の目を見ないか、と思ったら単行本化。「団地」「オネショタ」と際立った要素を併せ持つのでそれなりの層へ。試し読みより表紙を大きく見せたい。
・アオハルの読み切りも載せて欲しいな！西村ツチカとか平方イコルソンとかティア感ある作品群と並べたい。団地つながりなら今井哲也のIKKIの読み切りのやつとかか？
・発売追加なのであった。道満晴明やpanpanya、平方イコルスンが近似になるでしょうか。

[addLink]『(成)僕らの境界』(関谷あさみ/茜新社/Juicy)[/addLink]
・ああ＾～　久しぶりの単行本。
・辛いです。ロリ需要がないから

[addLink]『MUJIN～無尽～』(1)(岡田屋鉄蔵/少年画報社/ヤングキングアワーズ)[/addLink]
・ジャンル：伊庭八郎というのがあるらしい。しかし本当にこの作者硬派である。『口入屋兇次』といい、非常にしびれる。
・淡々としているのにとんでもなく面白い時代劇漫画。単行本化がやけに遅かったので連続刊行かと思ったらそうでもない。

[addLink]『ごほうびごはん』(1)(こもとも子/芳文社/週刊漫画TIMES)[/addLink]
・重版。早い。事前試し読みの感じ女性向けかと思っていたが、圧倒的に男性向け。置き方をかえる。スプーンの拡材は大きすぎず良かった。

[addLink]『ノー・ガンズ・ライフ』(1)(カラスマタスク/集英社/ウルトラジャンプ)[/addLink]
・予想通りの好調な滑り出し。３桁仕入れで１／４消化といったところ。
・強い売上ですね。

[addLink]こマすWEB[/addLink]
・フリンジマンあたりまでつなげれば『服なんて～』につながって良かったなー(笑)