週刊コミタン! 2012/12/16号

来週の気になるタイトル
12月17日
・・・
12月18日
・(凹田)『ケンガンアシュラ』(1)(だろめおん・サンドロビッチヤバ子/小学館/裏サンデー)
裏サンデーコミック第2弾。「週刊ヤングマガジン」にあっても違和感無い迫力&面白さ!

12月19日
・(myt)『未解決事件 File.02 オウム真理教』(中祥人・星井博文/集英社/グランドジャンプ)
こちらが何を「未解決」として扱うのかは内容を見てから判断したいが、今年復刊した『ビリーバーズ』(山本直樹/復刊ドットコム)と置いてみたい。閉鎖空間で人はどうなっていくか。

・(りゅーと)『アマイタマシイ』(1)(2)(杉本亜未/集英社/グランドジャンププレミアム)
つぶれかけの店舗を天才が建て直すというストーリーはグルマンとしてはテンプレ通り。だが、シャッター商店街全体の再生も匂わせるところが従来のものとは異なるところか。ビジネス絡みの話はサラリーマン層をかなり意識していることが感じられるが、表紙はいかにもパティスリーな華やかな仕上がりなので、本来のターゲットからの初速は期待できないかも。

・(myt)『アマイタマシイ』(1)(2)(杉本亜未/集英社/グランドジャンププレミアム)
意外な同時発売。どんな意図があるんだろうか。

・(りゅーと)『100-HANDRED-高畠エナガ短編集2』(高畠エナガ/集英社/SD&GO)
雑誌でチェックしている層が極端に少なそうなので、マンガ好きには固く売れるだろう。問題は在庫の確保。前作『Latin』の時と同様に初回で確保できなければ厳しいか。

・(チャリ)『100-HANDRED-高畠エナガ短編集2』(高畠エナガ/集英社/SD&GO)
雑誌を未チェック+書籍扱いコミックなので、1巻発売時には見落としていた。今回は入荷さえすれば発売日に1巻ともども売っていきたい。

・(凹田)『100-HANDRED-高畠エナガ短編集2』(高畠エナガ/集英社/SD&GO)
個人的に今年一番の収穫、高畠エナガの短編集第2弾。とは言っても表題「100-HANDRED-」は初連載作品の中編。めっちゃ面白いSF作品。

・(凹田)『石田とあさくら』(2)(マサオ/少年画報社/ヤングキング)
トレス問題で一時話題になった本作だが、来年1月よりアニメが始まる。BLの棚でも試してみたい。

・(myt)『金魚坂上ル』(1)(PEACH-PIT/講談社/デザート)
鳴子ハナハルの『ふたりのディスタンス』のような話であることが明らかになったのが今売り号。この話の肝が分かってこそという感じもするが収録されるかな?同日発売の『クギ子ちゃん』はガッツリデフォルメが効いた作品。さらに『ローゼンメイデン』も出るわけだけど・・・。作家買いの流れは『ローゼンメイデン』→ほか2作品、が殆どだろう。ローゼンはもう8巻目だしここへの流入は狙いにくいかなぁ。

・(チャリ)『アウターゾーン リ:ビジデッド』(1)(光原伸/集英社/コミック特盛怖すぎて禁じられた怪談)
まさかの復活に、30代の層が懐かしがって買うのでは?ただ復活を知らない人が多いので、気づいてもらうためのアピールが必要。ほっといても売れた『MIX』(あだち充/小学館/ゲッサン)と一緒にしてはいけない。

12月20日
・(myt)『まんが道』(3)(4)(藤子不二雄A/小学館)
これと『ゲゲゲの家計簿』(水木しげる/小学館/ビッグコミック)と『「ガロ」「COM」漫画名作選』(講談社)と、辰巳ヨシヒロに『ブラックジャック創作秘話』(宮崎克・吉本浩二/秋田書店/別冊少年チャンピオン)。最後の選択肢が伴俊男の『手塚治虫物語』(朝日新聞社)になるとよりいい感じなんですが絶版なので。

・(りゅーと)『男子校は女の子が足りない~満月の夜は女子がエロくなるってほんとかな?~』(南十字明日菜/白泉社/花とゆめオンライン)
花とゆめオンライン期待の作品。併売推奨は『虹色デイズ』(水野美波/集英社/別冊マーガレット)、『イマドキ青春男クラ、女クラ』(カワハラ恋/角川書店/あすか)。
コメディ作品なので、キャラクターと同世代の学生層に売りたい。花とゆめオンラインのメインターゲットが学生ではなさそうなので、店頭でのアピールは必須。雑誌読者とコミックス購入者の比率が探れそうな試金石的タイトル。

12月21日
・(りゅーと)『彼女とカメラと彼女の季節』(2)(月子/講談社/モーニング・ツー)
本誌では表紙だったり巻頭カラーだったりとかなり期待されているだろう作品。男子不在説を唱える百合好きにも好意的に受け入れられているようで、百合としてまず売れる。ウチでは一般層もかなり多く手を伸ばしているので、今が仕掛け時感はある。

・(チャリ)『彼女とカメラと彼女の季節』(2)(月子/講談社/モーニングツー)
文化系の百合作品として『悪戯ちょうちょ』(綾瀬マナ/双葉社/コミックハイ!)と一緒に売ってみたい。

・(myt)『彼女とカメラと彼女の季節』(2)(月子/講談社/モーニング・ツー)
多筆な印象ですがまだ2冊目。まだまだ売っていきたい。百合という取り上げ方もありますが高校時代の青春という点では女性に向けて打ち出してもいいと思います。

・(myt)『リーチマン』(2)(米田達郎/講談社/モーニング)
収録予定の大震災編はこの作品らしい等身大の実感が描かれていると思います。主夫オシは確かにいいフックではあったんですが、脱皮させたいところでもある。(1巻は帯外したほうが売れる)

・(凹田)『リーチマン』(2)(米田達郎/講談社/モーニング)
西友のフリーペーパーも描かれているとか。文京区豊島区あたりではバカ売れしているのだろうか?夫婦・料理・自転車・ご当地など色々フックが多い作品だが、個人的には決断を迫られる年代の男の煩悶をフックにしていきたい。

12月22日
・(りゅーと)『監禁探偵~狙われた病室~』(2)(西崎泰正/実業之日本社/漫画サンデー)
夏に映画も決まっており、そこらへんの告知はしっかりしてくれるかな。淡々と話が進み、読者に考える余地を与えない作風なので、中身は読ませないほうが吉か。裏社会ものみたいなダークな作品が得意な店舗は仕掛けて間違いない。

・(りゅーと)『春になるとウズウズしちゃう』(藤村歩実/スクウェア・エニックス/ビッグガンガン)
スクエニシュール系4コマ。『+チック姉さん』(栗井茶)や『くーろんず』(ダ・ヴィンチ・恐山)なんかと同じ文脈で売りたい。部数がかなり厳しいようで、在庫確保が一番のネック。

今週の思うところ
12月10日
・(凹田)『いいなりゴハン』(1)(森繁拓真/集英社/ジャンプ改)
初速良し。如何に追加を取るか。

・(凹田)『ストロボスコープ』(ヤマシタトモコ/リブレ出版)
新刊台にも展開しているが初速はそこそこ。長い目で見ても売れる作品なので心配はしていない。

12月11日
・・・
12月12日
・(myt)「つぼみ」(芳文社)
休刊の報は驚きでした。後書きコメント等からあまり悲壮さを感じないのはウェブ媒体が生きてるから?今後の展開にも期待。

・(りゅーと)「つぼみ」(芳文社)
書籍としての本誌刊行はこれでラスト。終わらせた作品や終わりそうな作品も多く、レーベルの存続が危うい予感が。

12月13日
・(myt)『のだめカンタービレクラシックノート』(二ノ宮知子/講談社)
このペラッペラなやつはなんだったんでしょうね。集英社に独占されないように牽制?

・(凹田)『真田と浜子』(1)(ハイソンヤギ/徳間書店/COMICリュウ)
初速が鈍い・・・。POP描いて売り伸ばす!

12月14日
・(チャリ)『3月のライオン』(8)(手帳付き限定版)(羽海野チカ/白泉社/ヤングアニマル)
通常版の役60%の入荷数と予想以上の数をはけるか心配だったが、8巻購入者の半数近くが限定版を買っていく。
12月15日
・(myt)『梅酒』(幸田真希/マッグガーデン/avarus)
予想はしていたが入荷なし。見たところ装丁もいい感じですね。世の中に任せていても重版にはならん!俺が売る!(土井垣)

・(凹田)『梅酒』(幸田真希/マッグガーデン/avarus)
やはり配本少なめなので追加取って大きく展開。谷川史子さんの『積極』(集英社)や御徒町鳩『ファンタジー』(太田出版)との展開が良さそう。

・(りゅーと)『梅酒』(幸田真希/マッグガーデン/avarus)
絵柄的には女性に適性がありそうだが、西炯子を読むような男性には問題ないレベル。重版までもっていくのが難しそうだが、面でやれば確実に動く気配はする。

・(凹田)『自動販売機 戸部さん』(ルーツ/アスキー・メディアワークス/電撃大王ジェネシス)
入荷少なかったが追加取って大きめに展開してもいいと思う。

・(myt)『狐筋の一族 武富健治実話作品集』(武富健治/大洋図書)
いわゆる「実話系」の雑誌などに掲載された作品群を収録。ほぼ正方形の判型は何を意識したのか、あるいは何が制約になっていたのかイマイチわかりませんが、内容は絵柄の重さがマッチしてなかなかのもの。『鈴木先生外典』と一緒にという感じではないが、今のところ流入線はそこぐらいか。ピンでも立てるパワーはあると思います。

・(チャリ)「fellows!」(エンターブレイン)
次号から誌名が変更されることが発表された。突然で驚いたが、1年間の刊行数が6冊から10冊に増えるので楽しみ。作品ごとのページ数が落ちなければ、単行本の刊行ペースも上がるので、棚が活性化しそう。

・(myt)「fellows!」(エンターブレイン)
新誌名は「ハルタ」。インドネシア語で「宝物」を意味するらしい。刊行数は確かにあがるものの「Q」の合流分もあるので実はそんなに変わらないのではと予想。
あわよくばレーベルロゴがかわってくれれば・・・。「コミックビーム」と棚を別にしてしまえるのだが。

その他
・(りゅーと)追加の入ったワンパンマン。初日消化は好調で、市場にはまだまだ品薄感あるらしい。1月いっぱいくらいまでは速度落ちなさそう。

・(りゅーと)押見修造3作品、『ぼくは麻里のなか』(双葉社)だけ追加確保失敗。双葉社はFAXでの新刊追加の案内をしっかりやってくれるので、電注半分FAX半分くらいで流すのがいいのかもしれん。

■2012年12月7日~12月13日のレポート(myt調べ)
タイトル出版社指数値
進撃の巨人   9講談社5.57
HUNTER×HUNTER  31集英社3.70
聖☆おにいさん   8講談社3.18
きのう何食べた?   7講談社2.08
ちはやふる  19講談社1.67
海街diary   5 群青小学館1.55
黒子のバスケ  20集英社1.16
大奥   9白泉社1.08
惡の華   7講談社0.97
弱虫ペダル  26秋田書店0.86
BLEACH-ブリーチ-  57集英社0.84
SKET DANCE  28集英社0.77
シャーマンキングFLOWERS   2集英社0.74
銀魂  47集英社0.74
トリコ  22集英社0.68
CLAYMORE  23集英社0.60
誰がそれを -田中相短篇集-講談社0.60
町でうわさの天狗の子  10小学館0.58
めだかボックス  18集英社0.56
ストロボスコープリブレ出版0.49
志乃ちゃんは自分の名前が言えない太田出版0.49
式の前日小学館0.49
家庭教師ヒットマンREBORN!  41集英社0.48
ぬらりひょんの孫  24集英社0.44
神さまの言うとおり   5講談社0.44
ONE PIECE  68集英社0.43
おやすみプンプン  11小学館0.43
軍靴のバルツァー   40.42
べるぜバブ  19集英社0.41
喰う寝るふたり 住むふたり   1徳間書店0.40
聖闘士星矢NEXT DIMENSIO 6秋田書店0.40
深夜食堂  10小学館0.40
限定版 進撃の巨人   9講談社0.39
ヴァンパイア騎士  17白泉社0.38
WORKING!!  11スクウェア・エニックス0.38
血界戦線   6集英社0.37
新世紀エヴァンゲリオン  13角川グループパブリッシング0.37
姉の結婚   4小学館0.36
予告犯   2集英社0.36
ぼくは麻理のなか   1双葉社0.36
新世界より   2講談社0.35
アヴァール戦記   2新潮社0.34
あの日見た花の名前を僕達はまだ知らな 2集英社0.34
さんすくみ   5小学館0.34
ワンパンマン   2集英社0.34
どうぶつの国  10講談社0.34
ワンパンマン   1集英社0.32
らいか・デイズ  15芳文社0.31
吉田秋生-夜明け-小学館0.30
こちら葛飾区亀有公園前派出所 183集英社0.29

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