だいたい日刊コミタン!2013/01/15号 今日の気になるタイトル 1月15日 ・(myt)『ハクメイとミコチ』(1)(樫木祐人/エンターブレイン/fellows!) どこから収録するんだろう。どこからでも素晴らしく楽しめるけど。試し読みを作るなら風車修理か料理の話にしたい。(販促物セット見たら違った。) 『乙嫁語り』(森薫)という目玉タイトルも一緒に出るのでここで「fellows!」新作品を固めて再アピールだ。来月には「ハルタ」に誌名変更だけど!配本は希望から少し割れた。 (※書籍扱いからの早出しで様子を見ると殆ど女性のお客様が手にとってくれている。『乙嫁語り』を買わずにこれまっしぐらという人もいて少し驚く。実物大の立体販促物は小人という設定ならではでかなり使いたくなる。追加とらなきゃ。) ・(凹田)『ハクメイとミコチ』(1)(樫木祐人/エンターブレイン/fellows!) 一見、小人ファンタジーだが、世界観の作り込みは詳細でSFとしても見られる。料理や自然描写も丁寧で心地良い。知名度は全然違うが、ジブリ作品などとの親和性が高そう。 ・(りゅーと)『坂本ですが?』(1)(佐野菜見/エンターブレイン/fellows!) 『ふうらい姉妹』(長崎ライチ)、『ヒナまつり』(大武政夫)、『秋津』(室井大資)に続くフェローズの悪ふざけ。過去3作との最大の違いは、やや耽美ジャンルとも親和性のある絵柄か。試し読みへの女性の食いつきが異常なほどで、一般層へのアプローチをしていきたい。年内にもう1冊あれば、何らかの形で賞レースに名を連ねるであろう期待作。 ・(myt)『坂本ですが?』(1)(佐野菜見/エンターブレイン/fellows!) ↑の4作って担当編集者のかた同じなんじゃ・・・。手元に単行本から奥付見れないけど。 さて先月発売の『ヒナまつり』(大武政夫)にこのタイトルの投げ込みがあった。がっつり数10ページ分読めるやつ。確かにこの層の流入を狙いたい。既刊台ではあいうえお順を無視して『ヒナまつり』4巻からのスライドを意識してもいい。「fellows!」はタイトルどうしを繋げる投げ込みが上手い。これかなりターゲットを絞れた広告になるもんなぁ。小学館はフェア告知の投げ込みに力を入れている印象。 測りづらいが必ず効果があると思うので輪が広がって欲しい。 「その面白さを/適当な顧客に対し/無料の媒体・方法で」というのは今後全てのプレイヤーの課題になるだろう。 ・(凹田)『坂本ですが?』(1)(佐野菜見/エンターブレイン/fellows!) フェローズ直系のシュールギャグ。『どげせん』『創面』『石田とあさくら』などと同系統のギャグだが、絵柄や下ネタの排除などを意識して女性にも手が出しやすくなっている。 ・(チャリ)『補助隊モズクス』(1)(高田築/エンターブレイン/fellows!) 『野ばら』の高田築久しぶりの単行本。3匹の「式神」と一緒に、人間を乗っ取る怪物と戦うお話。式神に可愛げがなく、むしろ小憎たらしい所にしょむたんに通じるキャラの面白みがある。今回は結構人が死ぬので扱いには注意。 ・(チャリ)『兎の角』(3)(睦月のぞみ/エンターブレイン/fellows!) 残念ながら今回が最終巻。エロ雑誌のころの睦月のぞみ作品は、ギャグを入れたくなる性質なのか直球のエロというよりも、落ちとしてエロ要素が使われているように感じ、エロ漫画雑誌には向いていない気がした。作者の良さを引き出すには、エロコメではなくギャグにちょっとした色気を加えるのが一番引き立つと考えているので、「fellows!」での連載は本当に良かったと思う。 Facebook で共有するにはクリックしてください (新しいウィンドウで開きます)クリックして Twitter で共有 (新しいウィンドウで開きます)
どこから収録するんだろう。どこからでも素晴らしく楽しめるけど。試し読みを作るなら風車修理か料理の話にしたい。(販促物セット見たら違った。)
『乙嫁語り』(森薫)という目玉タイトルも一緒に出るのでここで「fellows!」新作品を固めて再アピールだ。来月には「ハルタ」に誌名変更だけど!配本は希望から少し割れた。
(※書籍扱いからの早出しで様子を見ると殆ど女性のお客様が手にとってくれている。『乙嫁語り』を買わずにこれまっしぐらという人もいて少し驚く。実物大の立体販促物は小人という設定ならではでかなり使いたくなる。追加とらなきゃ。)
・(凹田)『ハクメイとミコチ』(1)(樫木祐人/エンターブレイン/fellows!)
一見、小人ファンタジーだが、世界観の作り込みは詳細でSFとしても見られる。料理や自然描写も丁寧で心地良い。知名度は全然違うが、ジブリ作品などとの親和性が高そう。
・(りゅーと)『坂本ですが?』(1)(佐野菜見/エンターブレイン/fellows!)
『ふうらい姉妹』(長崎ライチ)、『ヒナまつり』(大武政夫)、『秋津』(室井大資)に続くフェローズの悪ふざけ。過去3作との最大の違いは、やや耽美ジャンルとも親和性のある絵柄か。試し読みへの女性の食いつきが異常なほどで、一般層へのアプローチをしていきたい。年内にもう1冊あれば、何らかの形で賞レースに名を連ねるであろう期待作。
・(myt)『坂本ですが?』(1)(佐野菜見/エンターブレイン/fellows!)
↑の4作って担当編集者のかた同じなんじゃ・・・。手元に単行本から奥付見れないけど。
さて先月発売の『ヒナまつり』(大武政夫)にこのタイトルの投げ込みがあった。がっつり数10ページ分読めるやつ。確かにこの層の流入を狙いたい。既刊台ではあいうえお順を無視して『ヒナまつり』4巻からのスライドを意識してもいい。「fellows!」はタイトルどうしを繋げる投げ込みが上手い。これかなりターゲットを絞れた広告になるもんなぁ。小学館はフェア告知の投げ込みに力を入れている印象。
測りづらいが必ず効果があると思うので輪が広がって欲しい。
「その面白さを/適当な顧客に対し/無料の媒体・方法で」というのは今後全てのプレイヤーの課題になるだろう。
・(凹田)『坂本ですが?』(1)(佐野菜見/エンターブレイン/fellows!)
フェローズ直系のシュールギャグ。『どげせん』『創面』『石田とあさくら』などと同系統のギャグだが、絵柄や下ネタの排除などを意識して女性にも手が出しやすくなっている。
・(チャリ)『補助隊モズクス』(1)(高田築/エンターブレイン/fellows!)
『野ばら』の高田築久しぶりの単行本。3匹の「式神」と一緒に、人間を乗っ取る怪物と戦うお話。式神に可愛げがなく、むしろ小憎たらしい所にしょむたんに通じるキャラの面白みがある。今回は結構人が死ぬので扱いには注意。
・(チャリ)『兎の角』(3)(睦月のぞみ/エンターブレイン/fellows!)
残念ながら今回が最終巻。エロ雑誌のころの睦月のぞみ作品は、ギャグを入れたくなる性質なのか直球のエロというよりも、落ちとしてエロ要素が使われているように感じ、エロ漫画雑誌には向いていない気がした。作者の良さを引き出すには、エロコメではなくギャグにちょっとした色気を加えるのが一番引き立つと考えているので、「fellows!」での連載は本当に良かったと思う。