カテゴリー: だいたい日刊!コミタン(旧)
だいたい日刊コミタン! 2013/04/25号
・先月発売『一緒に遭難したいひと』(4)が一ヶ月間ジリジリ動くところをみてまだまだ新刊にパワーがある作家だなと思い直した。そんなところでこの1巻。結構面白い。
『チョコレイト ジャンキー』(2)(筒井旭/集英社/Cocohana)
・自分に自身が無さ過ぎて状況を悪くしてしまう主人公。大学生とかCEOに迫られることはないが、大事な人って案外側に居るもんですよね?という地に足の着いた作品。ゆっくりとだが売れ続けている。
・あの元同級生もCEOと似たようなもんじゃろ!
『太田川純情ラバーズ』(尾崎あきら/集英社/別冊マーガレット)
・広島弁で無骨で真っ直ぐな野球少年に恋した主人公。純情ラバーズの名は伊達ではない。恋愛とかつまらない日常に疲れた人にオススメ☆
『思春期のアイアンメイデン』(1)(渡辺静/ビッグガンガン/スクウェア・エニックス)
・誤読率の高い作家名。スクウェア・エニックス作品には自信がないですが、売れそうな感じじゃないですか?(myt)
・『ニセコイ』『君は淫らな僕の女王』『食戟のソーマ』などなどラブコメの流れが来ていると思う。『この彼女はフィクションです。』も面白かったと思うが、こちらの方が主人公に癖があって良い。
『歌うたいの黒うさぎ』(3)(石井まゆみ/集英社/YOU)
・『すみれファンファーレ』(松島直子/小学館/IKKI)の横、どうでしょう。うちはそれで稼いでいます。
『R.O.D. REHABILITATION』(倉田英之・藤ちょこ/集英社/SD&GO)
・『R.O.D.』シリーズが現状棚に残っているかはかなり怪しく、「SD&GO」というレーベルにもまだ確固たる地位がないとしても、それでもA5判は厳しい。単価をあげたい懐事情を邪推してしまう。
だいたい日刊コミタン! 2013/04/24号
だいたい日刊コミタン! 2013/04/23号
・「フラッパー」の中の新参萌え絵系列から一作。ギフテッドで無邪気な少女探偵と刑事という組み合わせはいかにもであるが、内容は猟奇的な殺人が多く、ストーリーも長尺なものもあれば短いものもあり結構ドキドキしながらみている。発売前からだが「フラッパー」の棚では動かしづらいという確信はある。
・一昔前だったら、ひぐらしという絶好の併売タイトルがあったが、今やその流れのタイトルは斜陽ぎみ。フラッパーよりは、アライブ系と売っていく感じになりそう。
『ごはん しよ!』(1)(たかのせい/メディアファクトリー/コミックフラッパー)
・食事を通した大人と子供の交流やらなんやらという感じだが、売り方としては高杉さん家のおべんとう(柳原望)を意識せざるをえないだろう。掲載誌フラッパーから高杉さんを結びつけてくれるコア層にまずはアピールを。
『ALL OUT!!』(1)(雨瀬シオリ/講談社/モーニング・ツー)
・ちょっと絵柄にBLを感じるラグビーもの。肝心の1巻で本格的な試合シーンまで・・・いったっけかなこれ。ジャンルものならそこまでは欲しい。
・女子向けスポーツマンガの新しいラインか?ラグビーというあまり女子に馴染みのないスポーツを、上手く引きに出来るかは店頭次第か。舞台が神奈川なので、しばらくはそっち推しでいきたい。
・1巻は口コミから、高校生が中心となって売れていった。2巻が出るタイミングでもう一回プッシュすれば、まだまだパイを広げられそう。
『下ネタで考える学問』(相原コージ/双葉社/漫画アクション)、『Z~ゼット~』(1)(相原コージ/日本文芸社/別冊漫画ゴラク)
・2010年代にも入って、相原コージの新作2作同時発売が来ようとは!『下ネタで考える学問』はいつもの相原コージでタイトルそのものの内容。『Z~ゼット~』は別冊漫画ゴラク連載と、一度も見た事のない雑誌の為未読だが、どうやらゾンビ物らしい。ギャグが少なければ『むじな』に近いか。ジャンルは違えと、今月文庫版ででたコージ苑と一緒におじさん達に売りたい。ちんぴょろすぽーん。
・『下ネタで考える学問』のゲスさは『家電のデンさん』(神保あつし/漫画ゴラク)といい勝負。
『(成)アマネェ!』(シオマネキ/茜新社/COMIC天魔)
・優秀な編集者を得て力を増したシオマネキ先生の新作。以前の可愛らしい絵柄から若干アダルティな絵柄に。シャッポを脱ぐ準備は出来ているかい?
『ふたりは牛頭馬頭!』(1)(瀬野反人/角川書店/少年エース)
・最近角川の配本が悪いのでちゃんと入荷するかが不安・・・。